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日本文学の精髄を広く伝えた(讀賣新聞 2019年2月26日) [掲載記事・取材など]

日本文学の精髄を広く伝えた(讀賣新聞 2019年2月26日)

父が亡くなって翌々日の読売新聞の社説です。いい内容だと思いました。

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和田純子

読売新聞を購読しているのに、見落として読みませんでした。
本当にキーン先生は偉大な方で、日本と世界の懸け橋になり、日本文学を広めてくださったのに敬意を表したいですね。
by 和田純子 (2020-05-11 12:54) 

ピら手

こんにちは。
『日本文学の歴史』を初めて知った時は大変驚いたことを覚えています。お一人で通史を書かれた事も、先生の独自の視点を持たれている事も、様々な日本の歴史や文化に通じて分かりやすく書いてくださっていることも、英語版と日本語翻訳版を出してくださった事も、今では全てが宝物です。『日本文学史』として愛読させていただいています(^^)
by ピら手 (2020-05-11 18:57) 

小林英子

 私が学生だった頃,加藤周一の『日本文学史序説』が出版されて話題になっていました。本は手離してしまったので,文庫版でまた読んで,キーン先生の視点と比較して読みたいです。キーン先生の英語版と日本語版を読み比べてみたい願望?もあり,いつ実現できるかわかりませんが。
 文学を読んでいると,昔の人というのを忘れてしまう面白さがあります。もっと日本の文化や文学を真剣に日本人は学ぶ機会を持ってもいいと思います。
 今,話題になっている「三密」ですが,元々は空海がひらいた真言宗をはじめとする密教の教えで,「身密(しんみつ)・口密(くみつ)・意密(いみつ)」の3つを表すそうです。身密(しんみつ)とは、身体・行動。口密(くみつ)とは、言葉・発言。意密(いみつ)とは、こころ・考えについて。キーン先生も真言宗のお寺でしたね。
by 小林英子 (2020-05-11 21:19) 

キーンさん追っかけ横浜の獣医KK

はっきり知りませんが、私は、キーンさんと真言宗無量寺との結びつきは、角田先生につながるものだと考えていました。角田先生は、仏教を米国人に理解してもらうために真宗概要の類を本にしていたこともあったので。真相はどうだったのでしょうかね。
by キーンさん追っかけ横浜の獣医KK (2020-05-12 10:50) 

和田純子

皆さん、学識のある方でコメントを読ませていただき、勉強になります。
空海は有名で知っていますが、三密は密教の教えだったのですね。
コロナでいろいろと学ぶべき事柄を知る今日この頃です。
by 和田純子 (2020-05-12 12:53) 

小林英子

真言宗無量寺は角田先生との繋がりと,あの桜の見事さにも魅了されたのではないかと勝手に思っています。「願わくば。花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」と西行が詠んでいますが,キーン先生のお墓を見て思いだしました。『三島を巡る旅』を読んで,想像以上にキーン先生は三島由紀夫と歌舞伎や能を一緒に見たり,旅にも同行したりされておられ,共に過ごした時間が多く,三島の死はショックが大きかったと思います。三島がノーベル賞を取っていたら,川端康成も三島由紀夫も死なずに済んだ,という声もありましたが,あの本の中の三島由紀夫は,静かに年齢を重ねるという雰囲気ではないような感じがしました。キーン先生の研究者としての功績も凄いですが,戦争体験,親しい作家の死を乗り越えて,精神的な人間としてのバランスが素晴らしいと思いました。
優れていると
by 小林英子 (2020-05-14 01:11) 

和田純子

小林様のコメント読ませていただき、私もキーン先生の本を読んで、三島由紀夫に会えなかったら歌舞伎や能に関心を持たなかっただと思いました。
キーン先生は何事にも探求心旺盛で、頭脳明晰だったのと、人柄の良さで誰にも好かれたのだと思いました。

by 和田純子 (2020-05-14 13:19) 

小林英子

ロバート・キャンベルさんが今の疫病での眼前の景色の変化について,正岡子規を引用してエッセイを書かれています。 キーン先生ならどんな風に書かれたでしょう?と思うこの頃です。
https://www.asahi.com/and_M/20200513/12034910/?fbclid=IwAR3tayj96gnsfgXogfly7naCgAe_VYrAx19zkPFhOs4V9ge4RmLIGQUp7k0
by 小林英子 (2020-05-14 13:54) 

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