SSブログ

96歳で死去のドナルド・キーンさん(産経新聞 2019年3月28日) [掲載記事・取材など]

96歳で死去のドナルド・キーンさん(産経新聞 2019年3月28日)

父が亡くなって約一か月後の産経新聞の記事です。私が行った記者会見についてです。

追悼記事のご紹介もようやく終わりに近づいてきたと思われます。

2019-03-28産経新聞(96歳で死去のドナルド・キーンさん).jpg

nice!(1)  コメント(3) 
共通テーマ:演劇

nice! 1

コメント 3

和田純子

キーン先生の追悼記事をお調べになって掲載くださり、嬉しく思っています。
キーン先生は日本人以上に日本のことをご存じでいらっしゃるのに、敬服しています。
お二人のお写真は最後のお写真だったのでしょうか?
誠己さんの浄瑠璃三味線をお聴きしたいですね。

by 和田純子 (2020-06-23 13:41) 

小林英子

キーン先生も興味を持っておられた河鍋暁斎記念美術館に行ってきました。今年6月はジョサイア・コンドル没後100年にあたるそうで,「コンドルが愛した日本の花鳥風月」展が開催されていました。コンドルは暁斎が息を引きとる枕元で最後まで暁斎の手を握っていたという深い師弟関係にあったそうですね。建築は有名なのはもちろんですが,コンドルが暁斎に弟子入りして日本画を学び日本の草花を愛した様子がわかりました。暁斎の娘さん,暁翠さんも日本画を女子美術学校で教えておられたとか。7歳で国芳から絵を習い,幅広いジャンルを発表してきた河鍋暁斎のユニークでユーモア溢れる才能はいつ見ても驚かされます。暁斎の「西が原の花見」の絵もありましたが,飛鳥山と富士山と両方描かれていました。富士山が見えたのですね。
by 小林英子 (2020-06-23 17:35) 

小林英子

明治9年(1876年)に来日したエミール・ギメも河鍋暁斎を訪れていたのですね。写真がなかった時代にスケッチする人物を連れてきたそうですが,暁斎の方がスケッチの腕は上だったとか。ギメは後にパリのギメ東洋美術館を創設しましたが,日本贔屓の故シラク大統領がこのギメ東洋美術館を度々訪れたのは有名な話。暁斎は胃がんで亡くなったそうですが,主治医がドイツ人医師ベルツ。あの草津温泉を世界の保養地にと紹介した人物ですね。ベルツはシーボルトとも親しく廃仏毀釈に危機感を抱いていたとも。この辺りの人間関係はとても貴重で,キーン先生に是非本を書いて残しておいてほしかったです。関連する本も読んでみようと思います。
by 小林英子 (2020-06-24 14:07) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。