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生誕98年の日(6月18日) [ドナルド・キーン]

生誕98年の日(6月18日)

父が亡くなって二回目の誕生日は、コロナウィルス問題もありささやかにお祝いしただけでした。

それでも海外からも国内からもお祝いやメッセージがかなり寄せられ、大変嬉しく思いました。

結局私は、プレゼントの整理やメッセージのお返事に、二日は費やしたと思います。

一部を父の遺影にお供えいたしました。父もさそかし喜んだことでしょう。

THE NEW YORKERは1994年4月4日号ですが、父の戦友で親友オティス・ケーリ先生のお嬢さんが贈って下さいました。書評欄には父のOn Familiar Terms:A Journey Across Cultures(邦題『このひとすじにつながりて』)がHenry Jamesの旅行記などとともに載っています。

因みにTHE NEW YORKERは父の愛読していた雑誌でした。「ニューヨークのインテリは皆読んでいます」と父はよく言っていました。亡くなる際にも自著などとともに並んでいました。最後のTHE NEW YORKERは読売新聞の記者が差し入れして下さいました。

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コメント 4

ピら手

こんにちは!
お祝いのメッセージが沢山届いたのですね!
写真の先生も嬉しそうに見えます!
誠己さんありがとうございます(^^)
by ピら手 (2020-06-27 11:39) 

和田純子

キーン先生のお誕生日に大勢の方からメッセージをいただき、メッセージの整理とお返事に2日間費やされたのを読み、誠己さんの誠実さを感じました。
キーン先生もあの世で喜ばれていることでしょう!
by 和田純子 (2020-06-27 23:30) 

越後 角太夫

そうですね、きっと父は喜んだことでしょう。
by 越後 角太夫 (2020-06-28 09:49) 

小林英子

THE NEW YORKER と言えば,レイチェル・カーソンの「沈黙の春」を始め,トルーマン・カポーティ,ウラジミール・ナボコフ,J.D.サリンジャー,ジョン・アップダイクなどアメリカ文学には欠かせない雑誌です。村上春樹の小説も載ったようです。Esquireも有名ですが,やはりTHE NEW YORKERの方が優勢のような気がします。キーン先生も誕生祝いを喜んでおられるでしょうね。

by 小林英子 (2020-06-28 22:35) 

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