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早稲田大学演博のドナルド・キーン展図録(2013年5月21日から8月4日)2 [ドナルド・キーン]

早稲田大学演博のドナルド・キーン展図録(2013年5月21日から8月4日)2

演博のドナルド・キーン展の図録の二回目です。

このドナルド・キーン展は、勿論鳥越先生のご尽力により実現しました。

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小林英子

キーン先生と鳥越先生との歴史の長さと深い関係に圧倒されます。
モースとフェノロサが共に謡曲を習ったことを想いだしました。 
 大森貝塚を発見したモースは日本から持ち帰った陶磁器5千点をボストン美術館に収蔵しましたが,1883年(明治16年)に梅若実に謡曲を習い,フェノロサを東大の教授に推薦もしています。そのフェノロサも梅若実のもとに入門し,謡曲の英訳及び研究ノートを残しましたが,1908年ロンドンで客死。フェノロサ夫人はその遺稿をエズラ・パウンドに託します。エズラ・パウンドはフェノロサの名のもとに4冊出版することとなります。この英訳が当時,イエイツやアーサー・ウエイリーに影響を与える本となったことでしょう。鳥越先生は,モースやフェノロサに謡曲を教えた『梅若実の日記』をまとめておられます。

『エズラ・パウンドと 欧米における能楽の研究: 付・フェノロサ英訳 謡曲『葵上』と和訳 』野口米次郎 著もありますが,あのイサム・ノグチの父です。
日本文化や文学を海外に紹介してきた人の歴史には,ドラマがありキーン先生もその登場人物の主役級だと思います。
by 小林英子 (2021-04-09 00:14) 

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