連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:5月3日) [掲載記事・取材など]
連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:5月3日)
私の連載も今回で三回目になりました。
今回は、1957年10月に出版された『碧い目の太郎冠者』について書かせていただきました。
どうぞよろしくお願い致します。
今この本をお読みいただくとしたら、『ドナルド・キーン著作集』第八巻か電子書籍版だと思います。
勿論図書館でもいいでしょうし、古本で買うこともできると思います。
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こんにちは。
以前図書館で借りて読みました!
装丁も素敵で、是非文庫化して欲しいですね!
著作集も貴重な作品がたくさん入っていて索引もあり素晴らしいです^_^
by ピら手 (2021-05-03 13:35)
こんばんは。
ありがとうございます。
著作集は、おっしゃるように索引が充実しているので、非常に助かります。父はいつも索引の重要性を強調していましたから、著作集は父の意向をきちんと実行してくださいました。最終巻には、全ての巻の索引を見ることができますので、これも私にとっては便利です。
by 越後 角太夫 (2021-05-03 22:28)
1957年に『碧い目の太郎冠者』を出版したそうですが,その2年前に『日本の文学』をアメリカで出版しておられるのですが,その英語版の索引を見ると古いわずかな本で,いかに日本文学を紹介するのに参考文献が少なかったかがわかります。作家が作風を変えていくように,当時の時代性との関連させながら,どんな風に紹介内容が変化していったかを読み取ることもキーン先生をさらに理解するには重要だと思いました。
川端康成がノーベル賞を取った後あたりから,日本文学への風向きが変わっていったのではないでしょうか。その時々の世界の情勢や文学の潮流,作家が求めるもの,変化していく流れを読み取りながら,評論も次第に変化していったのかなと思います。そのあたりを読み取れたら面白いと思います。その前にそれを日英読むのは至難の業ですが。
by 小林英子 (2021-05-03 23:31)
「100分de名著」の平野啓一郎氏の『金閣寺』面白かったです。キーン先生とは捉え方が少し異なるかもしれませんが,三島由紀夫の内面を主人公に反映している解釈は興味深かったです。ノーベル賞を取れなかったという視点よりずっと前から,三島由紀夫の内面の葛藤は存在していて次第に大きなものになってきたことを表しているかのようでした。
by 小林英子 (2021-05-04 00:22)
3回目の『碧い目の太郎冠者』を読ませていただきました。
キーン先生の研究の原点を知ることができて良かったです。
by 和田純子 (2021-05-04 08:33)
昨日の「100分de名著」は、録画したので楽しみにしています。しかし忙しすぎていつ見れるかはわかりません( ;∀;)
by 越後 角太夫 (2021-05-04 10:01)
『日本の文学』は、ほとんど参考文献のないまま、なぜあれだけのものを書けたのか不思議です。吉田健一さんが翻訳をかって出て、三島由紀夫さんが書いて下さったほどです。この本を書くために、どんな本をどうやって探して読んで書いたかを今私なりに調査中ですが、ここでは、すごい!とだけ申し上げておきます。
by 越後 角太夫 (2021-05-04 11:21)
娘が本が好きなので、今日出かけて帰りに本屋さんへ行きました。
ふと、眺めていましたら、「100分de名著」の本が出版されていました。
平野啓次郎の金閣寺です。私は毎回録画していますが、まだ見ていません。
この番組は教わってから見ています。
by 和田純子 (2021-05-04 19:26)
録画してあった「100分de名著」三島由紀夫の金閣寺を平野啓一郎さんが語られたのを見ることができました。私は昔読みましたが内容は忘れています。
平野啓一郎さんは中学2年で本を好きになられたのですね。
この作品を読まなかったら文学に興味を持たなかったようでした。
きらびやかさと暗さの文章が素晴らしいと言われたので本は手元にありますので、もう一度読んでみようと思いました。
by 和田純子 (2021-05-05 15:57)