『日本を寿ぐー九つの講演』(新潮選書)のゲラ [ドナルド・キーン]
『日本を寿ぐー九つの講演』(新潮選書)のゲラ
このところ写真サイズ縮小のためのソフトが不調でなかなか更新しにくい状態で、失礼しがちでした。
ようやく復旧しましたので、”通常業務”に復帰できそうです。
少し前に予告させていただいたドナルド・キーンの講演集『日本を寿ぐー九つの講演』(新潮選書)の予告が新潮社のweb siteにありました。まだ書影さえ載っていませんが、発売は今月26日となっています。
私の手元には、見本が20日には届けられるでしょう。
今日は、この本の印刷に入る前の校正段階のゲラをご紹介いたしましょう。
これは一番最初のゲラです。「初校控」となっています。
ちょっと忘れましたが、去年の秋の終わりだったように思います。
校正は何度も繰り返されようやく最後の念校になり、印刷にはいるわけです。
この時点ではタイトルは、『日本への哀惜』となっていますが、いろいろな意見が検討され最終的には、『日本を寿ぐ~九つの講演』になったわけです。
こんにちは。
待ち遠しいです!!(*'▽'*)
by ピら手 (2021-05-11 23:15)
お楽しみに!
by 越後 角太夫 (2021-05-11 23:24)
昔,校正の仕事もやっていたことがあり,懐かしいです。初校から初校戻し,再校へと続いたり,様々な校正用語があったりしたのを覚えています。完成が待ち遠しいですね。
ロバート・キャンベル氏が江戸時代の江戸名所図会を紹介しながら上野を紹介されています。秋色桜の話は知りませんでした。江戸の庶民も同じ楽しみを持っていたのがわかります。文学と歴史の知識があると,ぐっと楽しみが増えます。
https://www.youtube.com/watch?v=ygaL8Eke1_4
by 小林英子 (2021-05-12 00:14)
日本を寿ぐー九つの講演のゲラについてを興味をもって読ませていただきました。
一番最初のゲラを初校というのですね。
その時は「日本への哀惜」になっていたのを「日本を寿ぐ~九つの講演』になったのを知り、なるほどと思いました。
親しみやすい題名に思いました。
楽しみに待っています。
by 和田純子 (2021-05-12 13:07)
小林様、ロバート・キャンベルさんの番組を見ることができて、とても嬉しく思いました。
上野公園には何度も行っているのに、清水観音寺は知りませんでした。
秋色桜が大切に守られていました。
去年、黄犬忌で存じ上げていますので、懐かしく思いました。
マスクと帽子姿で、最後どら焼きを食べられるときにマスクを外されていましたのでお顔を拝見できて良かったです。
ありがとうございました。
by 和田純子 (2021-05-13 20:04)