一年前の今日（２０１８年３月２５日） [ドナルド・キーン]
一年前の今日（２０１８年３月２５日）
ちょうど一年前の父は食欲モリモリでした。人の命のはかなさを想わざるを得ませんが、父はずっとどこかで私たちをあたたかく見守っているでしょう。
無量寺の桜（３月２４日）２ [ドナルド・キーン]
無量寺の桜（３月２４日）２
本堂の前の枝垂桜もきれいに咲き始めていました。
無量寺から、父の好きだったケーキ屋さんのCocofulu cafeへいってケーキを買いました。
父をお参り下さったお客様があり、久しぶりに父が好きだった鶏もものオーブン焼きを半年以上ぶりに作ってみました。父がこの料理を食べたのは昨年８月が最後だったと思います。作るときに手順を少し忘れかけていました。まあ美味しくできてホッとしました。
勿論父の仏前にもお供えしました。去年の今頃はニューヨークから帰ってきたころでした。
無量寺の桜（３月２４日）１ [ドナルド・キーン]
無量寺の桜（３月２４日）
昨年まではいつも一緒に父と見ていた桜が種類によっては満開に近くなってきました。最近はお彼岸ということもありましたが、毎日のように無量寺に行って桜を見たり、お墓参りをしたりしています。心は父も一緒ですから、父も桜を楽しんでいるでしょう。
父はまだお墓に入っていませんが、行けば必ず手を合わせます。どなたかお線香を手向けて下さった方がいらっしゃるようです。とても感謝しています。ありがとうございました。
父の書斎 [ドナルド・キーン]
父の書斎
主を失った父の書斎ですが、私が使わせてもらっています。父がいないのは、なんとも寂しい限りなので、父の好きだったオペラを聴きながら仕事をしています。いずれにしても父がここに座っていないのは不思議です。
今は４月１０日のお別れの会の準備で、大わらわです。その分寂しさが紛れているように思います。父がそのようにしてくれているのかもしれません。
お通夜（２月２７日）４ [ドナルド・キーン]
お通夜（２月２７日）４
お通夜が終わって、午後１０時過ぎです。父と一緒に過ごす最後の夜でした。
今日は、父が亡くなったのは２月２４日でしたから、ちょうど一か月目ということになります。
お通夜（２月２７日）３ [ドナルド・キーン]
お通夜（２月２７日）３
お通夜の後の食事、いわゆる通夜振る舞いの様子です。私が挨拶して献杯し、父とともに最後の食事を囲みました。和気あいあい、皆さんと一緒に父の思い出を語り合いました。私の親族、父の戦友や親友のご家族がご一緒でした。
「ドナルド・キーン お別れの会」（４月１０日） [ドナルド・キーン]
「ドナルド・キーン お別れの会」（４月１０日）
既に昨日、新聞各紙で発表されましたが４月１０日（水）午後３時から、「ドナルド・キーン お別れの会 <日本の皆さんに感謝を込めて 鬼怒鳴門>」が青山葬儀所で開催されます。午後３時から午後４時まで、献花をお受けさせて頂きますので、ご参列いただければ幸いに存じます。
青山葬儀所の場所は以下の通りです。
お別れの会の為の準備で忙しく、ブログの更新がままなりませんことをお詫び申し上げます。
以下のリーフレットは、私が個人的に作成したものです。写真が違うだけで文面は同じです。
どうぞよろしくお願い致します。
お通夜（２月２７日）２ [ドナルド・キーン]
お通夜（２月２７日）２
父が亡くなって、早二週間になりました。
私は、忙しい毎日に寂しさは紛らされているようで、或る意味幸いです。
私のブログをご覧いただいている皆様には、お心にかけて頂き本当にありがとうございます。
お通夜の時には、赤ワインがグラスに注がれ、桜の一枝が添えられました。
またスナップ写真もお花と一緒に沢山飾って頂きました。
お通夜（２月２７日）１ [ドナルド・キーン]
お通夜（２月２７日）１
お通夜の後の食事は、午後７時過ぎから、２０名ほどの出席者でした。
小さな祭壇が設けられ父も嬉しそうに見守ってくれました。
赤ワインは、好んで飲んだバローロでした。また揚げ出し豆腐は、父が好きだったことを葬儀社の方がどこかで知って、いつも行っていた笠原豆腐屋さんから気を利かせて買って来て父に備え、そして食事の席にも出して下さいました。
ドナルド・キーンの没後「初著書」はオペラの本 [ドナルド・キーン]
ドナルド・キーンの没後「初著書」はオペラの本
既に新聞発表がありましたが、父の没後のいわば「初著書」は、文藝春秋から４月１０日に発売になるオペラの本です。
タイトルは、『ドナルド・キーンのオペラへようこそ！』（サブタイトルは、「わられが人生の歓び」）です。
https://www.amazon.co.jp/ドナルド・キーンのオペラへようこそ-われらが人生の歓び-ドナルド・キーン/dp/4163910077/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1551665291&sr=1-1&refinements=p_27%3A%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
毎日新聞でも紹介されていました。
父はこの本が出版されるのを心待ちにしていました。
私も恥ずかしながら、あとがきを書かせて頂きました。
写真は、１月１７日ですが、この本のサブタイトルが決まって笑顔を見せる父です。一か月半前はまだこんなに元気だったんです。どうしても写真が横になってしまいすみません。
