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Operaへ(9月23日) [その他]

Operaへ(9月23日)

この日、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のシーズン初日でした。例えば、日本の歌舞伎や文楽のお正月初日を想像するとぴったりかもしれません。

開演は6時、演目はガーシュウィン作曲の《ポギーとベス》でした。初めて私は父なしでオペラ座に来ました。父が生前よく一緒に来たMary Richieさんという父の親しい友達と一緒に来ました。

因みにオペラとして6時開演は普通では考えられない早い時間です。シーズン初日だからです。7時半か8時開始が多いです。

着飾った老若男女を見ているだけでわくわくしてきました。

最後の写真は、ちょっとわかりにくいでしょうか、メトロポリタン歌劇場の正面に飾ってある彫刻ですが、なんと浄瑠璃の撥(ばち)なんです。

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コロンビア大学でお別れの会(9月27日) [ドナルド・キーン]

コロンビア大学でお別れの会(9月27日)

私は今ニューヨークにいます。

ニューヨーク時間の明日5時から、コロンビア大学でお別れの会が開催されます。

写真のように、大学正門をはいったところに掲示がありました。


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教え子ラリー・コミンズ先生(9月5日) [稽古、リハーサルなど]

教え子ラリー・コミンズ先生(9月5日)

父の近しい教え子のひとりオレゴン州のポートランド州立大学のラリー・コミンズ先生が来られました。

以前に何度も当ブログにはご登場頂いているので説明は省かせて頂きます。

私が数年前から義太夫の稽古をしていることも既に書き込んでいると思います。昨年はその稽古も、父の体調ということがあり一年間お休みしました。今回からまた再開しました。今稽古している演目は、『仮名手本忠臣蔵』三段目裏門です。

コミンズ先生は、父の遺影に手を合わせ、稽古が終わった後、都電の駅まで一緒に行きました。

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お待たせしました!『ドナルド・キーンの東京下町日記』書籍化 [ドナルド・キーン]

お待たせしました!『ドナルド・キーンの東京下町日記』書籍化

いよいよ出ます。あちらこちらから期待の声が寄せられていましたが、『ドナルド・キーンの東京下町日記』の連載が全て一冊の本になりました。

見本がドナルド・キーンの担当記者だった鈴木伸幸さんによって今月12日に届けられました。実際に店頭に並ぶのは、25日頃からではないでしょうか、とのことでしたので、是非是非。

連載は、鈴木さんのドナルド・キーンへのインタヴューにより、その内容を鈴木さんが書き、ドナルド・キーンの厳しいチェックによって掲載されました。素晴らしい内容だと思います。

鈴木さんによる「はじめに」と最後の「人、ドナルド・キーン」も一読に大いに値する名文です。そして「おわりに」として4月10日のお別れの会の時の私のごあいさつの全文が掲載されています。

写真も満載で、楽しいと思います。

瀬戸内寂聴先生が、オビを書いて下さいました。

皆様にお読みいただきたく存じます。どうぞよろしくお願い致します。


因みに、発行日は今月27日にニューヨークのコロンビア大学で開催されるお別れの会(Memorial Service)の前日になっています。



以下の写真は、見本を持って来て下さった時の鈴木さんや私、遺影に供えられた本などです。

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日比谷図書文化館でドナルド・キーン追悼企画 [ドナルド・キーン]

日比谷図書文化館でドナルド・キーン追悼企画

ご覧のように日比谷図書文化館にて、大変興味深いドナルド・キーン追悼企画が、9月25日と10月18日の両日にわたって開催されます。両日ともきっと素晴らしい講演会になると思います。どうぞ皆様よろしくお願い致します。私も伺いたいです。



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旅立ちの衣類など2 [ドナルド・キーン]

旅立ちの衣類など2

柏崎のデュエット・トークについては、今少しお待ちください。

「旅立ちの衣類など」の二回目です。

使い慣れた白いハンカチ、そしてメガネ。

メガネは、本を読むことが多いと思い、近いところが見やすい方にしました。

靴下は、いつも決まったものしかはきませんでしたので、新しいものをはいてもらいました。

ズボンのベルトもいつもしていたものでした。

他にも、いろいろあるのですが、写真が出て来た段階でアップさせて頂きます。

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オペラにつていデュエット・トーク(9月7日) [ドナルド・キーン]

オペラにつていデュエット・トーク(9月7日)

9月7日は土曜日ですが、以下のチラシのように、ドナルド・キーン・センター柏崎でなにやら楽し気なオペラについてのデュエット・トークがあるそうで、私もこれはと思い拝聴にうかがうことにしました。


トークのお二人は、当ブログでも度々ご登場頂いている、父の親友と言ってもよい中矢一義先生と、『ドナルド・キーンのオペラへようこそ!ーわれらが人生の歓びー』を編集して下さった文藝春秋の名編集者、曽我麻美子さんです。父のことを十分に知り尽くしておられるお二人のトークがどんなふうになるか今から楽しみでなりません。

中矢先生、曽我さん、よろしくお願い致します。

写真は、2013年にドナルド・キーン・センター柏崎でオペラについて講演した時のものです。確か《椿姫》だったと思います。一枚は控室でのものです。

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旅立ちの衣類など1 [ドナルド・キーン]

旅立ちの衣類など1

少し悲しいお話で、申し訳ございません。記録として残し、公開させて頂くことも意味のあることと思いご紹介させて下さい。

父が旅立った時に着ていた衣類などです。

医師に後数日の命です、と言われたとき、周囲の方たちに言われて慌てて準備しました。どんな気持ちで準備したかも忘れてしまいましたが、意外と冷静だったかもしれません。

最初は、ジャケットです。ミラノで教え子の家に洋服屋さんに来てもらってあつらえたものだと思います。ふだんから一番よく着ていました。少し古びていましたが、色合いも、着易さも気に入っていたようです。いつ頃のものか分かりませんが、40年とか50年前かもしれません。

次はネクタイですが、これは二番目に気に入っていたものです。一番気に入っていたものは、私にとっていろいろ思い出があり過ぎるので、二番目のものにしてもらいました。

次がシャツです。これは私のものでしたが、父が気に入ってついに父ばかり着るようになってしまいました。ブランドはブルックスブラザーズのものでした。しかしもう着古していて、色も褪せているし、ちょっとかわいそうに思いました。そこで思いついたのが、2017年にロンドンでピンクというお店で自ら気に入って選んだものに代えました。今その写真が見つからないのですが、必ずありますのでその時にご紹介させて頂きます。色は水色で、ストライプでした。

ネクタイとシャツでお分かりのように、父はブルー系が好きです。次はグリーンとブラウンでしょうか。赤系統と黒は嫌いでした。

次はカーディガンです。これもブルックスブラザーズですが、私とお揃いで二着あるものの一着で、白い汚れがありますが、なんの汚れか不明です。いずれにしても父が着慣れたものです。

今回の最後は、パンツです。これも長年気に入ってはいていたものです。

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