日本人像追った「一日本人」(日本経済新聞:2019年2月25日) [掲載記事・取材など]
日本人像追った「一日本人」(日本経済新聞:2019年2月25日)
もう一年近く前ですが、父が亡くなって翌日からドナルド・キーンのことが新聞に掲載されました。
それらの新聞や保管はしていたのですが、整理したり読んだりする余裕などはあるはずはなく、今ようやく少しずつ整理を始めた段階です。私の気持ちとしても読んだり、このようにブログに掲載することができるようになりました。
もう今更、という気持ちもあるのですが、記録としてアップさせて頂き、皆様にご覧頂くことも意味があるかと感じ、徐々にできる範囲内で、ご紹介させて頂きます。
順不同、とでも言いましょうか、日にちが、前になったり後ろになったり、飛んでしまうかもしれませんがご容赦願います。
まず亡くなった翌日の日本経済新聞です。
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)4 [講演]
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)4
肩衣袴を着けての歩き方の指導もあり、質問コーナーもありました。
終了後は、関係者一同で記念撮影でした。
かくして楽しく、無事にコミンズ先生の講演会は終わりました。
ありがとうございました。
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)3 [講演]
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)3
ここからはドナルド・キーン・センター柏崎の理事の吉田眞理様からお送り頂いた写真による構成です。
満員のお客さまでした。そして学芸員の石黒さんの司会で始まりました。
私も一言ご挨拶させて頂きました。
古典劇の狂言『附子』は、三島先生によって近代狂言となり、またコメディア・デラルテなど西洋の古典劇にもなりうるというコミンズ先生の解説はとても興味深いものでした。
その後、寿美さんによって、モデルの方のご協力による着付けもありました。
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)2 [講演]
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)2
コミンズ先生の教え子の学生さんたちが『附子』を英語で上演するときは、主に奥さんの手作りの衣装を学生さんたちが来て演じますが、今回は学生さんたちがいないので観客の中から出て頂いて、奥さんが着付けのやり方などを説明して見せて下さいました。
演劇の基本はすべて手作りが基本中の基本ですから、何といっても素晴らしいことです。機会があれば学生さんたちが実際に来られて上演して頂きたいものです。
楽しくて有意義な講演が終わった後は、関係者一同で記念撮影があり、ご馳走を頂き、そしてクリスマスケーキも美味しくいただいてお開きになりました。
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)1 [講演]
コミンズ先生の講演(2019年12月25日)1
最近父の追悼記事など文字が多いので、昨年のクリスマスにドナルド・キーン・センター柏崎で催された、ローレンス・コミンズ先生の講演についてご紹介させて頂きたいと思います。
その時のチラシは、
です。
三島由紀夫の書いた狂言『附子』をコミンズ先生が英語で翻訳して上演したことについて、コミンズ先生が後援なさいました。
三島先生の『附子』についてはドナルド・キーンとの関係で面白いエピソードがあり、そのことについては父が書いています。
昨年9月末に、ボストンからフェリーで1時間ほどのプロヴィンスタウンで上演されました。私も行くつもりで計画していましたが、スケジュールが厳しくて残念ですが行けませんでした。
いつか是非上演を拝見したものです。
今回は、コミンズ先生が上演するに至った経緯や上演の様子などを、奥さんの寿美さんと一緒に写真などを見ながら話して下さいました。
私は、東京からコミンズ先生夫妻と奥さんの妹さんとで柏崎に向かいました。
ドナルド・キーン・センター柏崎に着くと、控室で早速準備が始まりました。
そして美味しいお弁当をご馳走になりました。
2時から講演が始まりました。
コミンズ先生だけでなく寿美さんのお話も興味深いものでした。
DACニュース・ドナルド・キーン追悼特集(2019年9月1日号)7 [掲載記事・取材など]
DACニュース・ドナルド・キーン追悼特集(2019年9月1日号)7
同志社大学のDACニュースのドナルド・キーン追悼特集、7回目です。
やはり同志社大学は父の親友だったケーリ先生がいらっしゃった関係で、父も大変ご縁があり、ケーリ先生の教え子の皆様ともかなり親しいお付き合いがあったようです。