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山極寿一先生のご意見(朝日新聞 7月26日) [掲載記事・取材など]

山極寿一先生のご意見(朝日新聞 7月26日)

父を京都大学の講演に呼んでくださった関係で父とも交流のあった、ゴリラ博士の山極寿一先生のスポーツやオリンピックについてのお考えに同感でした。

どんなときにもゴリラのお話が出てくるのはさすがです。

私は先生の著書の愛読者でもあります。

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ニューヨーク最後の日(2011年9月1日)2 [ドナルド・キーン]

ニューヨーク最後の日(2011年9月1日)2

家を去る直前だと思われます。

日本に持って行かないもの、つまり捨てざるを得ないものを名残惜しそうに見ているようにも思います。

そんなところもNHKはしっかり取材していました。

アパートの管理人(父はいつも「門番」と言っていましたが)のブラジル出身のサンタナが、いろいろ手伝ってくれました。サンタナは、性格が穏やかで律義者のいい奴でした。

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吉田簔助さん [その他]

吉田簔助さん

文楽の女形人形遣いの名手、そして花形として文楽をけん引し続けた吉田簔助さんが引退されました。

父とも、ある意味親しい関係でしたし、私も文楽時代には個人的に少しだけですが親しく、そして光栄なことに同じ舞台にも立たせていただきました。

引退に際し、お知らせのお便りをいただき、私もこれまでのねぎらいと、これからのエールのお手紙を書きました。

そして数日前に、またお便りをいただきました。

そこにには簔助名場面集といってよいような写真たくさん入っていました。

その中で私が好きだったのは、義経千本桜の道行きの静御前、曽根崎心中のお初、朝顔話の深雪などですが、菅原伝授の三段目の桜丸も秀逸でした。

父は、曽根崎心中のお初に魅了されたようです。そして艶姿女舞衣のお園、義経千本桜のお里も。

簔助さんの子供のころの写真もあり、志渡寺の坊太郎を遣っているものでした。お辻を遣っているは、私は見たことがありませんが父が絶賛していた吉田文五郎です。


明日の夜Eテレで簔助さんの番組があります。私は絶対見るつもりです。選手の皆さんには全く罪はありませんが、ごり押し五輪なんかよりずっと大事です。

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ニューヨーク最後の日(2011年9月1日)1 [ドナルド・キーン]

ニューヨーク最後の日(2011年9月1日)1

ニューヨークの自宅(アパート)を完全に引き払い、東京に居を移しましたが、2011年9月1日はいわばニューヨークでの長年の生活の最後の日でした。

この日にニューヨークを出発し、同日に成田に到着しました。

自宅、と言っても大学の教授用宿舎ですが、最後の朝食を摂りました。

窓から見える風景は長年親しんだハドソン川です。

懐かしい食卓です。

クロワッサンとメロン、それにコーヒーです。

ほぼ定番の朝食ですが、メロンはパパイヤの方が多かったと思います。

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松浦武四郎2 [ドナルド・キーン]

松浦武四郎2

これも父が、松浦武四郎について読んだ形跡のあるページです。

紙をちぎってしおりにしているのは、まさにドナルド・キーンの証しとも言えて、微笑ましいです。

そしてこういう紙切れ一枚が極めて重要な意味を持ち、私とっては宝物です。

松浦武四郎の絵は本当に、真実を伝えようとしているだけでしょうが、実に見事で感心してしまいます。

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連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:7月19日) [掲載記事・取材など]

連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:7月19日)

東京新聞の連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”は、今日でした。

テーマは『国性爺合戦』の英訳についてでした。

父にとって記念すべき最初の本でしたが、今年でちょうど70年目でした。

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第四回ドナルド・キーン賞授賞式(草加市:9月23日) [ドナルド・キーン]

第四回ドナルド・キーン賞授賞式(草加市:9月23日)

9月23日に、草加市で第10回奥の細道文学賞と第4回ドナルド・キーン賞の授賞式が開催されます。

私の遺族として出席いたします。

今回のドナルド・キーン賞は、比較文学の川本晧嗣先生です。

対象の作品は、『俳諧の詩学』(岩波書店 2019)ですが、私も今読み始めたところです。

最近出版された父の講演集『日本を寿ぐー九つの講演』で、「文化の衝突、内なる対立」という講演がありますが、大阪の大手前大学が主催し、それに深くかかわられたのが川本先生でした。

他にドナルド・キーン特別賞として、毬矢まりえさん、森山恵さん姉妹が、おふたりの共訳による『源氏物語A・ウェイリー版』(左右社)によって受賞されました。

川本先生、毬矢さん、森山さん、おめでとうございます。

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松浦武四郎1 [ドナルド・キーン]

松浦武四郎1

父の近著『日本を寿ぐー九つの講演』に松浦武四郎についての講演(タイトルは、「松浦武四郎を読んでみて」)がありました。

当ブログでもちょっと話題になりました。

朝日新聞の「続百代の過客」に、「松浦武四郎北方日誌」を連載したことでこの講演を主催者から依頼されたと思われます。

朝日新聞に連載した時に読んだ本が、父の本棚に並んでいます。

『松浦武四郎紀行集』(上、中、下:冨山房)がそれです。

全部読んだとは限りませんが、かなりの部分を読んだ形跡があり、特に執筆の対象となり参考としたところは例によって下線やメモがあります。

また松浦武四郎のデッサンは、おもしろくてうまくて、観察力もあって感心してしまいます。

表紙の裏に、このように、読んだ頃の年月日や場所が書いてあることもあります。父の独特な筆跡でDonald Keene Tokyo December 1986とあります。

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小西甚一先生のサイン [その他]

小西甚一先生のサイン

これは小西先生が父に送った著書、『能楽論研究』にある小西先生のサインです。

小西先生は父の推薦で、スタンフォード大学で教えておられました。先生はそのことを生涯、父に感謝しておられました。

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角田柳作先生のサインと落款 [その他]

角田柳作先生のサインと落款

これは父が、コロンビア大学の恩師・角田柳作先生から頂いたと思われる本です。

能勢朝次先生の『能楽源流考』です。

先日ご紹介した小西甚一先生と能勢朝次先生とは姻戚関係にありました。

小西先生のご遺族から、たぶん父は能勢先生にもお目にかかっている、とのことでした。

いずれにしても角田先生のサイン(R.Tsunoda)と落款入りの貴重な本です。

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