北区中央図書館で講演会(11月23日) [講演]
北区中央図書館で講演会(11月23日)
11月23日は祝日でしたが、北区中央図書館で講演会がありました。
題して、「ドナルド・キーンと渋沢栄一 『続百代の過客』を通して読む『航西日記』」でした。
父が、『続百代の過客』で取り上げた渋沢栄一の『航西日記』を通して、渋沢栄一を読み解いてみようという試みでした。講師のおふたりのお話も面白く、90分の時間はあっという間でした。実りある講演会でした。
チラシと、当日配られた資料をご紹介させていただきます。
冬枯れの軽井沢 [ドナルド・キーン]
冬枯れの軽井沢
コンピュータが壊れてしまい、業者さんに持っていかれていたので、更新を長期離脱(10日間)してしまい、申し訳ございませんでした。
昨晩から軽井沢に来ています。
来年のドナルド・キーン展(軽井沢高原文庫)の打ち合わせの為です。
最近は、来年の「生誕100年 ドナルド・キーン展」や出版の打ち合わせが、連続してあり結構忙しくしています。
この時期に軽井沢に来るのは初めてでしたので、興味津々でしたが、とっても寒いです。
紅葉はとっくに通り越して、冬枯れの風景が広がっています。
追悼 瀬戸内寂聴先生 [その他]
追悼 瀬戸内寂聴先生
父と同い年で仲良しだった寂聴先生がお亡くなりになられました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
写真は、2011年クリスマスイブに我が家で対談した時のツーショットです。
ふたりともとてもよい表情で、この写真が好きです。
日本経済新聞のコラム「春秋」(11月9日朝刊) [掲載記事・取材など]
日本経済新聞のコラム「春秋」(11月9日朝刊)
なにかと多忙で、更新が滞りがちで大変失礼しています。
先月に引き続いて、今月も日本経済新聞の第一面のコラム「春秋」に父のことが掲載されました。
とても貴重で嬉しい記事です。
勿論このような時代にとって素晴らしい記事だと思いました。
父のハーバード時代は、1947年9月から10か月ほどで、後の駐日大使、ライシャワー教授の指導を受けています。
1948年9月から約五年間がケンブリッジ大学で、1953年8月末に京都大学留学のため来日しました。
ハーバード大学時代には、現在残されている父の最も古い俳句を詠みました。
「初雪や秋の紅葉も白く見ゆ」(1947年11月12日:25歳)です。
春秋の冒頭にある通り、父はこのころ、本当に日本に行きたくて仕方ありませんでした。
アメリカ政府の仕事について来日することを真剣に考えましたが、日本文学を勉強できないからと諦めました。