啄木の恩師のお孫さんの追悼文(岩手日報 2019年4月3日) [掲載記事・取材など]
啄木の恩師のお孫さんの追悼文(岩手日報 2019年4月3日)
石川啄木の恩師(冨田小一郎さん)のお孫さん戸田洋子には、一度盛岡でお目にかかりましたが、こんな素敵な追悼文を父の為に書いてくださいました。私は父にとって、とても大切な、そして嬉しい追悼文だと思いました。戸田さん、ありがとうございました。
戸田さんは、私がこの追悼文のお礼のお手紙を差し上げると、ご丁寧なお葉書を下さいました。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
石川啄木の本を書くのに、恩師のお孫さんにもお会いして、執筆されたキーン先生のことを知り、いい加減なことを書かない真面目な方であるのを改めて思いました。
お孫さんの戸田洋子さんには恩師は優しい好々爺で、孫は目に入れても痛くないほど可愛いのですね。私には孫がいないのでその気持ちは分かりませので残念です。
by 和田純子 (2020-03-13 13:54)
啄木の時代の教育は,とても興味深いです。1872年学制,1879年教育令,1886年学校令,1890年教育勅語,で明治政府の国の近代化へ向け様々な政策がなされていた時期。初期の頃,農村では貴重な働き手の子供を学校に行かせるのに反対した人も多かった時代ですから,新しい教育制度に戸惑いながらも,教員はかなり強引に推し進めていたのではないでしょうか?明治政府は海外から様々な分野で外国人教師を高額の給料で雇い,フェノロサもその一人。「英語を日本の国語にすべき」とまで言われていたりしていたので,西洋の影響を受けた時代でその頃の教育が啄木にも影響していたと推測します。
by 小林英子 (2020-03-16 09:25)