「生涯を日本に捧げた」(田中優子:週刊金曜日 2019年12月20日) [掲載記事・取材など]
「生涯を日本に捧げた」(田中優子:週刊金曜日 2019年12月20日)
これまで父の没後、約1年5か月間くらいにわたって雑誌や新聞に掲載されたドナルド・キーンに対する追悼文をご紹介させて頂きました。相当な量になると思います。これだけ多くのお心のこもった追悼文を、それも各方面から寄せられた人は最近では非常に珍しい、とよく言われました。父としても大変幸せなことだと思います。
たぶん私が知っている範囲では、これが最後の追悼文になろうかと思います。見落としたり、知らないでいるものもあるかもしれませんが、見つけ次第またご紹介させて頂きます。
最後は、法政大学総長の田中優子先生です。仰るように、父自身は直接存じ上げておられなかったかもしれませんが、父の本棚には田中優子先生の本もありますし、お書き下さった通り私は鳥越先生や猿八座の西橋さんを通じて存じ上げていました。『弘知法印御伝記』の上演もご覧頂きました。
先生がご想像の通り、父は書斎で執筆をしながら、隣の部屋で私が浄瑠璃や三味線の稽古をしているのを喜んで、楽しみにしていたと思われます。
こんにちは。
沢山の記事の掲載ありがとうございました。
本当に沢山の方々からあたたかな追悼文を寄せられ
先生もお喜びと思います!
ロンドン公演やその他の公演の時の全編を見てみたいと思っております。
特にロンドン公演での英語の字幕も気になります^_^
by ピら手 (2020-07-17 17:16)
田中優子先生はかつて親交があった杉浦日向子さんについての著書もありますが,杉浦日向子さんの江戸本面白かったです。安藤雄一郎氏の文化について講義を聴きに行き,杉浦日向子さんの江戸本を読み,江戸文化は奥が深く面白いと思いました。
by お名前(必須) (2020-07-17 17:59)
キーン先生の追悼文載せていただき、本当にありがとうございました。
毎日更新されているかを楽しみにしていました。
誠己さんとキーン先生の生活のことを田中優子先生が想像されたとおり、キーン先生は書斎で執筆、その隣の部屋で誠己さんが浄瑠璃や三味線のお稽古をなさっていらしたのですね。
その様子が目に浮かびますね。
お幸せの日々をお過ごしになっていたのですね。
by 和田純子 (2020-07-17 19:23)
江戸文化の方です
by K.K (2020-07-18 12:40)