ドナルド・キーン、去年の5月1日 [ドナルド・キーン]
ドナルド・キーン、去年の5月1日
今日から年号が令和になりました。
父は令和を見ずに世を去りましたが、なんとなく去年の今はどうしていたか気になりました。
朝から原稿に向かい、午後には東京新聞の取材で、お気に入りのケーキ屋さんCocofulu cafeに行きました。
夕食も、白ワインとお刺身と鮭のステーキをペロリと食べました。
そして夕食後はマリア・カラスをDVDで楽しみました。
私も浄瑠璃の稽古に励んでいました。
この日着ていたシャツはロンドンで買ったお気に入りのシャツで、このシャツを着て天国へ行きました。
一年前の先生、執筆に専念されて日々の楽しみは誠己さんとのお散歩やお食
事、音楽鑑賞だったのですね。
草加市のおくのほそ道文学賞の受賞式の準備をされていた時期でしょうか。
平成最後の日に先生の翻訳されたおくのほそ道をノートに写し終えました。
次は先生の翻訳された米百俵に取り組みたいと思います(^^)
by ピら手 (2019-05-02 09:19)
素敵な試みですね!私もいつも父の英語に親しみたいと思いつつなかなかできないでいるんです。でも少しでもなにか始めたいと思います。ノートに写すなんてまさにgood ideaだと思いました。
by 越後 角太夫 (2019-05-02 10:05)
平成から令和へ。今上天皇を案内されたこともあるキーン先生は格別な想いがあったたことでしょう。
キーン先生が90代でも活躍されたのは誠己さんの栄養を考慮したお料理が元気の源だったのですね。散歩や好奇心や心の在り方もすべて学ぶところがあります。
キーン先生の著書読みたいものがたくさんあり過ぎて悩んでしまいます。『米百票』を翻訳されたり新潟とのご縁は深かったのですね。
by 小林英子 (2019-05-02 13:22)
こんばんは!
今日はすんなりコメントを投稿できてすごく嬉しいです。
令和になったのをキーン先生が一緒にお喜びになられているように感じました。
きっと、これからの日本を見守ってくださるように感じました。
お写真のシャツで天国に旅立ったのですね。
by 和田 純子 (2019-05-02 22:58)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/shitamachi_nikki/list/CK2018011402000117.html 退位された両陛下へのキーン先生の記事。
キーン先生の著作「足利義政と銀閣」も凄く興味あります。政治よりも文化に傾倒した面,ノイシュバンシュタイン城を造ったルードヴィヒ2世を思い起します。ワーグナーの庇護者でもあり城の中に「タンホイザー」の中の洞窟まで造ったのです。「わびさび」とはずいぶん違いますが。
by 小林英子 (2019-05-03 00:01)