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父が私の為に書いたパンフレット(2007年) [ドナルド・キーン]

父が私の為に書いたパンフレット(2007年)

私がドナルド・キーンと出会って間もないころ、2007年、ひょっとして2008年かもしれません。

まだ古浄瑠璃の世界に足を踏み入れて時間のたっていない頃でしょう。私が、「自分のことを紹介するパンフレットを作りたいので、何か書いて頂けますか」とお願いしたところ、直ぐに書いてくれました。今読んでも、すごいなあ、新鮮だなあと思いますし、私がこれからも目指すべき道を既に明らかに指示してくれています。まだ親子にはなっていないときですが、親心を感じます。

プロフィールも父自身が英訳してくれました。これも綺麗な英語だなあと思います。

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2007鶴澤淺造パンフ2.jpg
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ピら手

こんにちは。大切な宝物ですね!
紹介して下さりありがとうございます(*'▽'*)キーン先生の眼力素晴らしいですね。ウインクしている先生が浮かんできました(^-^)
by ピら手 (2019-08-08 14:17) 

和田 純子

こんにちは!
キーン先生が誠己さんのことを、誰よりも認めていらしていたのが伝わってきました。
古浄瑠璃は私は難しく分かりませんが、キーン先生は外国人でありながらすごい方ですね。
キーン先生が誠己さんを応援しているように思えました。
素晴らしい父と子の愛情を感じました。
by 和田 純子 (2019-08-08 15:20) 

小林英子

キーン先生はあらゆる日本文化に詳しいのですね。
私の関西の友人が文楽が大好きで,よく国立文楽劇場に通っていました。 「八陣守護城」「鑓の権三重囃子」 「熊谷陣屋の段」「寿式三番叟」、「奥州安達ケ原」「本朝廿四考」 などなど今も足しげく通っています。
今は高校の音楽にも和楽器の紹介があるようですが,私の頃はありませんでした。文楽と古浄瑠璃のそれぞれの面白さ,特徴なども時間がある時に書いてくださるとうれしいです。
by 小林英子 (2019-08-08 22:45) 

キーンさん追っかけ横浜の獣医KK

貴重なご紹介文ですね。誠巳さんにしっかり注目していたことがわかります。昭和28年、29年というのは、キーンさんにとっても人生の大きな節目になった時期ですよね。京大大学院留学時代に永井道雄と知り合ってから、とんとん拍子に作家たちと出会った黄金期です。直接狂言師から指導を受けたですからVIP待遇の留学生です。(笑) 私は誠巳さんが外大の仏語科出身というのもキーンさんにとって親密になる要素だったと思いますよ。
by キーンさん追っかけ横浜の獣医KK (2019-08-09 11:46) 

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