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2005年12月号『波』の表紙 [掲載記事・取材など]

2005年12月号『波』の表紙

新潮社の情報誌『波』です。2005年12月号の表紙です。

ドナルド・キーンの筆文字で、徒然草の十三段の引用です。

父の好きな段だったと思います。達筆とはいえないかもしれませんが、父らしい個性と感性にあふれたいい書だと思います。

200512『波』表紙(ひとり灯の下にて)DK筆文字.jpg

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コメント 4

ピら手

こんにちは。
素敵な表紙ですね!
先日、先生の翻訳された兼好の『Essays in Idleness』と先生がお着物で縁側に座って本を読んでいるお写真を並べてみたらびっくりするほど似ていらっしゃいました(^^)
by ピら手 (2020-07-21 01:27) 

和田純子

おはようございます。
キーン先生の筆で書いた字が波の表紙になったことがあったのですね。
キーン先生らしい温かみのある字だと思います。

by 和田純子 (2020-07-21 08:16) 

小林英子

根来塗の文机でしょうか。
キーン先生の文字は味わいのある文字ですね。外出自粛期間も日本の隠遁文学を見習えば,豊かな時間に変えることができました。時代を超えた圧倒的な人生哲学は,後の文学にも大きな影響を与えましたが,兼好法師もまた古典に親しんでいたのですね。
第13段には,次のように続きます。「文は文選のあはれなる巻々,白氏文集,老子のことば,南華の篇。この国の博士どもの書けるものも,いにしへのは,あはれなること多かり」 古典は詠み継がれて今の私たちにも語りかけるから,価値があるのですね。 
by 小林英子 (2020-07-21 10:47) 

越後 角太夫

とてもいい筆跡ですよね。皆様から素敵なコメントを今回もありがとうございました。
by 越後 角太夫 (2020-07-21 21:42) 

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