ドナルド・キーンの毎日を息子のキーン誠己(越後角太夫、鶴澤淺造)がご紹介します
キーン先生との出会いから誠己さんが懐かしそうに思い出多いお写真の中から選んでくださり、それを居ながらに見られるのを幸せに思っています。想いでは宝物ですね。どれを載せようと選んでいられるお姿が浮かんできました。ありがとうございました。 by 和田純子 (2020-08-24 12:30)
こんにちは。今日もキーン先生の日本文学史を読んでいました。やっと近現代編まで来ました(^^)坪内逍遥が小説を美術の一部だと主張したくだりに感激していました。芸術を愛した先生、美術館はとても好きな場所だったのではないでしょうか。そしてその場所でお二人で過ごせたことはきっと先生もとても嬉しかった事と思いました(*'▽'*)先生はスイーツ大好きですね❣️ by ピら手 (2020-08-24 20:10)
メトロポリタン美術館は広いですよね。猛暑を避け避暑に行ってました。今年の夏は映画の『プラド美術館』を観ました。http://www.prado-museum.com/ ヨーロッパは高校で西洋美術史学ぶそうで,羨ましいです。『プラド美術館』では登場人物が活き活きと絵の楽しみを語り絵画が生活の一部になっている様子を語っていました。今年の夏は『ボストン美術館』展は中止になりましたが,『ロンドンナショナルギャラリー展』は良かったです。ゴーギャンの為に描いたゴッホの「ひまわり」も展示されていました。絵の見方を知ることは画家の思想のストーリーを知ることに繋がり深みが増します。小説家の原田マハさんは日本文学学んだ後さらに美術を学び,MoMAの学芸員もされた方で,たくさんの美術小説書かれています。小説『風神雷神』では天正遣欧使節団がローマやミラノに渡った話ですが,その同じ時期にカラヴァッジョもミラノの工房で修行していたという視点は面白かったです。西欧と日本を対比しながら美術やその奥の思想をみていくのは楽しいです。 by 小林英子 (2020-08-24 20:52)
風神雷神は日本では神話由来説や千手観音にも登場し,俵谷宗達の風神は、諧謔味をおびた姿で描かれていますが,原田マハさんの小説で面白いのはヨーロッパの風神雷神ユピテルとアイオロスと対比させていることです。アイオロスは、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』出てきたり,フィレンツェのウフィツィ美術館の、「ヴィーナスの誕生」にもゼピュロス(西風)で、岸へと吹き寄せる存在として出てきます。識字率が高くなかった時代に絵でメッセージを伝えるというのは美術作品を介して人間を知ることなので,文学と同じ領域だと思います。西洋美術史を高校時代に学びたかったです。グランドツアーがあった時代は羨ましいです。 by 小林英子 (2020-08-24 23:12)
東京都美術館の「浮世絵展」は重要文化財、重要美術品100点の規模で、素晴らしかったです。キーン先生の専門の時代の歌舞伎役者の浮世絵、北斎のペルシアンブルー、広重の江戸百景、感嘆の連続でした。 by 小林英子 (2020-08-25 21:05)
ログインすると自身のブログで本ブログを紹介できます
このブログの更新情報が届きます
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
キーン先生との出会いから誠己さんが懐かしそうに思い出多いお写真の中から選んでくださり、それを居ながらに見られるのを幸せに思っています。
想いでは宝物ですね。
どれを載せようと選んでいられるお姿が浮かんできました。
ありがとうございました。
by 和田純子 (2020-08-24 12:30)
こんにちは。
今日もキーン先生の日本文学史を読んでいました。
やっと近現代編まで来ました(^^)
坪内逍遥が小説を美術の一部だと主張したくだりに感激していました。芸術を愛した先生、美術館はとても好きな場所だったのではないでしょうか。そしてその場所でお二人で過ごせたことはきっと先生もとても嬉しかった事と思いました(*'▽'*)
先生はスイーツ大好きですね❣️
by ピら手 (2020-08-24 20:10)
メトロポリタン美術館は広いですよね。猛暑を避け避暑に行ってました。今年の夏は映画の『プラド美術館』を観ました。http://www.prado-museum.com/ ヨーロッパは高校で西洋美術史学ぶそうで,羨ましいです。『プラド美術館』では登場人物が活き活きと絵の楽しみを語り絵画が生活の一部になっている様子を語っていました。今年の夏は『ボストン美術館』展は中止になりましたが,『ロンドンナショナルギャラリー展』は良かったです。ゴーギャンの為に描いたゴッホの「ひまわり」も展示されていました。絵の見方を知ることは画家の思想のストーリーを知ることに繋がり深みが増します。小説家の原田マハさんは日本文学学んだ後さらに美術を学び,MoMAの学芸員もされた方で,たくさんの美術小説書かれています。小説『風神雷神』では天正遣欧使節団がローマやミラノに渡った話ですが,その同じ時期にカラヴァッジョもミラノの工房で修行していたという視点は面白かったです。西欧と日本を対比しながら美術やその奥の思想をみていくのは楽しいです。
by 小林英子 (2020-08-24 20:52)
風神雷神は日本では神話由来説や千手観音にも登場し,俵谷宗達の風神は、諧謔味をおびた姿で描かれていますが,原田マハさんの小説で面白いのはヨーロッパの風神雷神ユピテルとアイオロスと対比させていることです。アイオロスは、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』出てきたり,フィレンツェのウフィツィ美術館の、「ヴィーナスの誕生」にもゼピュロス(西風)で、岸へと吹き寄せる存在として出てきます。識字率が高くなかった時代に絵でメッセージを伝えるというのは美術作品を介して人間を知ることなので,文学と同じ領域だと思います。西洋美術史を高校時代に学びたかったです。グランドツアーがあった時代は羨ましいです。
by 小林英子 (2020-08-24 23:12)
東京都美術館の「浮世絵展」は重要文化財、重要美術品100点の規模で、素晴らしかったです。キーン先生の専門の時代の歌舞伎役者の浮世絵、北斎のペルシアンブルー、広重の江戸百景、感嘆の連続でした。
by 小林英子 (2020-08-25 21:05)