芳賀徹著『文明の庫』(中央公論新社) [その他]
芳賀徹著『文明の庫』(中央公論新社)
父の親友と言ってもよかったと思います。昨年の今頃、つまり父が亡くなってほぼ1年後にお亡くなりになられた芳賀徹先生の著書『文明の庫』(中央公論新社)が出版されました。父について書いてくださった個所もありましたので、ご紹介させていただきました。
また若いころの父をよく知る方でもありました。
父の著書『日本人の西洋発見』を翻訳して下さいました。
父のお別れの会にはお元気で来てくださり、素晴らしい追悼文をお寄せくださったり、その年の7月にはお目にかかりもしたのですが、お亡くなりになられたときは驚きました。
父とは研究の方向が共通していた部分も多く、父は芳賀先生の著書からの引用をよくしています。芳賀先生のお父上は、歴史学者の芳賀幸四郎先生ですが、この方の引用も父の著書にはかなりあります。
2021-02-08 09:28
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コメント(3)
芳賀氏の本,是非読んでみたいです。キーン先生が書きたかったという平賀源内についての著書もあるようですね。国立科学博物館で平賀源内のエレキテルを見た記憶がありますが,浄瑠璃作者でもあり,絵も描き非常に多才でユニークな人物ですよね。私は美術史も興味があるので,芳賀氏の美術分野の著書はとても興味深いです。『岩倉使節団の西洋見聞』も面白そうですね。
by 小林英子 (2021-02-08 11:00)
近世以降は史料が残りやすいです。
by K.K (2021-02-08 15:27)
キーン先生がお亡くなり、その時に追悼文をお書きになられた、芳賀先生の「文明の庫」にキーン先生の文が引用されているのに、人の繋がりと後世に残るの事に素晴らしいことだと思いました。
by 和田純子 (2021-02-08 15:42)