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大人の休日俱楽部(2015年8月号)2 [ドナルド・キーン]

大人の休日俱楽部(2015年8月号)2

6年前の「大人の休日庫」の二回目です。

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コメント 6

和田純子

「大人の休日俱楽部」読ませていただきました。
6年前とは、つい最近ですね。
奥の細道を歩かれたのにびっくりしました。
誠己さんとのことも書かれていました。
キーン先生の人柄がよく出られている文章だと思いました。


by 和田純子 (2021-03-19 08:46) 

小林英子

32歳の時に奥の細道の月山にも登られたのですね。ちょうど府中美術館の与謝蕪村展の前期で「奥の細道図屏風」展示しています。私は江戸博の「奇才展」で「奥の細道」は観ましたので,後期にいく予定です。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakutenkaisai/buson.html

古浄瑠璃と言えば,MOA美術館の「岩佐又兵衛展」では,又兵衛の古浄瑠璃絵巻群を代表する重文「山中常盤物語絵巻」、重文「浄瑠璃物語絵巻」、ならびに「堀江物語絵巻」の三絵巻を一堂に展観するそうです。あの時代の絵を通して当時の風俗がわかるので楽しみです。
http://www.moaart.or.jp/?event=matabei

by 小林英子 (2021-03-19 15:26) 

小林英子

『方丈記』は短くて読みやすいですよね。ケンペルの『江戸参府旅行日記』にも江戸滞在中に地震による揺れを感じたことが書かれていました。火事も地震も日常茶飯事だったようですね。
キーン先生が日本に興味を持つきっかけとなった『源氏物語』を訳したアーサー・ウエイリーは1913年に大英博物館に学芸員として勤務していますが,その10年ほど前の1893年には日本人の南方熊楠は大英博物館で自分の勉強を続けながら,『大英博物館日本書籍目録』、『大英博物館漢籍目録』の編纂に尽力したそうです。館員になるよう勧められても自由がいいと断ったとか。アーサー・ウエイリーの日本文学への興味にもしかしたら南方熊楠も貢献していたかもしれませんね。
1880年にイギリスの女性探検家のイザベル・バードが日本に滞在いた記録を『日本奥地紀行』の英語版を出版していますが,北海道のアイヌの記述もあり,それもウエイリーは読んでいるかもしれません。キーン先生がウエイリーに会った時,アイヌの叙事詩の講義をされていたとか。イザベルは新潟の阿賀野川も訪れライン川より美しいと絶賛したそうです。「イザベル・バード号」も巡行しているそうです。https://tjniigata.jp/outing/202004odetopi_aga/
過去を紐解いて行くと面白い発見がたくさんあります。
by 小林英子 (2021-03-19 20:43) 

和田純子

キーン先生の「奥の細道」を買いましたので、少し読みました。
解りやすく書かれていて良いです。

小林様のアドレスでいろいろ勉強させていただいております。
ありがとうございます。

読売新聞の今日の夕刊「よみうり寸評」にキーン先生の「私の大事な場所」に書かれている古典文学に注釈が並ぶをもじって、コロナの感染に例えて書かれていました。
キーン先生のお名前が載っていたのが嬉しく思いました。
by 和田純子 (2021-03-19 23:02) 

小林英子

府中美術館の与謝蕪村展では,池大雅と蕪村の十便十宜帖の蕪村の十宜帖は,かつて志賀直哉が大正時代に所有者だった松本枩蔵宅でこの実物を見て感動し、川端康成が家を買うのをあきらめてこれを蒐集し、現在は川端康成記念館蔵で,後期の展示に出ます。志賀直哉も川端康成も魅了した作品であるということは,日本人の美意識の片鱗に触れられるかもしれません。

by 小林英子 (2021-03-20 02:05) 

越後 角太夫

皆様からいろんな、素敵情報をありがとうございます。MOA美術館、府中美術館。よみうり一寸評のことなどなど、皆様、ありがとうございました。ケンペルやイザベル・バード、古浄瑠璃は幸い、父の本棚にもかなりあり、一部は読んでいますが、面白いですよね。
by 越後 角太夫 (2021-03-20 11:53) 

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