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連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:5月17日) [掲載記事・取材など]

連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:5月17日)

私の東京新聞の連載です。

今日で四回目になりました。

太宰治の『斜陽』を父が訳した時のこと、また父から聞いていることなどを書いてみました。

字数の関係で、まだまだ書くことはあったのですが、ご一読いただけたら幸いです。

20210517東京新聞『日本を寿ぐ』(『斜陽』英訳).jpg

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コメント 6

和田純子

楽しみに待っていました。
キーン先生は太宰治とは、性格が天と地と思われていましたのに、英訳している時に斜陽を書いているような感じと思われたのに、キーン先生らしいと思いました。
次回も楽しみにお待ちしています。
by 和田純子 (2021-05-17 22:18) 

越後 角太夫

早速のコメントをありがとうございます。
by 越後 角太夫 (2021-05-17 23:00) 

小林英子

瀬戸内寂聴さんが若い頃、三島由紀夫と文通していたそうですが,鴎外の墓に詣でる旨三島に書いたところ、三島から「太宰は嫌いだから尻を向けて、鴎外先生のお墓に花をまつって下さい」と返事が来たとか。三島由紀夫がムキになるのは、自分の中にも「太宰的な」ものがあるのを感じていてそれを認めたくなかったのかもしれませんね。二人ともコンプレックスを持っていたのに,その対峙の仕方がまるで正反対で,太宰のように周りに共感を求めるかのようなニュアンスを嫌い,最後まで一人で厳しく追求しようともがいた三島由紀夫。二人の生きざまの違いを感じました。共感されたキーン先生自身も幼少期の様々な家族の不幸や離別も経験し,悩んだ時期もあっただろうと推測しています。

by 小林英子 (2021-05-17 23:28) 

和田純子

小林様のコメントを読ませていただき、キーン先生は太宰治、三島由紀夫の心の中を理解できたのは、立場は違うと思いますが、共感する経験があったのだと思いました。私はそのようなところに惹かれたのです。
by 和田純子 (2021-05-18 08:33) 

小林英子

知人が教えてくれましたが,アマゾンプライムで無料で『人間失格』のビデオを観ることができるそうです。つい最近知ったのですが,アンドロイドのスマホで,『斜陽』その他太宰作品をGoogle Bookで青空文庫を無料で読むことができます。kindleは入れていましたが,Google Bookでもすぐに読めます。太宰治は著作権50年切れなので読めるようです。著作権は以前は50年でしたが,昨年?から70年に変更されたとかで,50年のは有効みたいです。スマホの画面が小さく見づらいときはi-padで観れば,どんな場所でも(wifi環境があれば)観たり読んだりできるのですね。今読み直すと昔とは違った感想を持つかもしれません。
by 小林英子 (2021-05-19 12:33) 

和田純子

小林様に教えていただいた青空文庫で「斜陽」を少し読み始めました。
インターネットって本当に便利です。私はテレビよりパソコンを大きくしたので毎日楽しんでいますね(笑)
著作権が70年になったのは知りませんでした。
by 和田純子 (2021-05-20 19:49) 

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