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連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:10月18日) [掲載記事・取材など]

連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:10月18日)

雑用に追われていたら、10日ぶりの更新になってしまいました。

そして、掲載されてから、ほぼ一週間遅れのご紹介になってしまいましたが、東京新聞の連載記事で『日本を寿ぐ』です。

京都大学大学院に留学するために奨学金を得て来日したのが、昭和28年(1953年)8月末です。

羽田空港から東京駅。東京には止まらずその日の夜行に揺られて京都に着いたのが8月25日の朝。

その日から京都見物が始まりました。

その日の見学は、龍安寺、山崎のサントリー工場、そして夜は先斗町だったと思われます。

今回はその龍安寺のことについて書いてみました。

20211018東京新聞『日本を寿ぐ』(龍安寺石庭にて).jpg

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コメント 2

和田純子

お忙しい日々を過ごされていらしたのですね。
『日本を寿ぐ』の記事読ませていただきました。
キーン先生が陶磁器や書を収集された作品は想像力をかき立てさせる、不完全さに面白さを見いだしたと仰っていられるのに納得しました。
竜安寺は中学の修学旅行に行き、心の中で何時までも残っているお庭ですね。子ども心に素晴らしいと思って感動した瞬間でした。
by 和田純子 (2021-10-25 12:52) 

小林英子

私は禅文化が大好きです。不規則性もさることながら,完全なものを好まない傾向もあると思います。
「満つれば欠く」と言う言葉が史記にありますが,栄華の絶頂に達したら衰えていくしかない,ということから完全完璧であることを避ける傾向は,様々な日本文化に残っています。
日光東照宮の陽明門の逆柱もその典型ですし,お茶の席での袱紗の合わせ方などにも表れています。
竜安寺の石庭は,様々な捉え方ができる庭で遠近法も取られている点,西洋の人にも馴染みやすい庭と言えるかもしれません。
想像力を駆使すると見えてくるものが変化するのも面白いです。
シンプルなのに奥が深い世界は言葉で表すのは至難の業ですが,下の説明で不完全性の中の「はかなさ」が自然の刹那にもつながるもの,と書かれています。
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-46396621


by 小林英子 (2021-10-25 21:51) 

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