日本経済新聞のコラム「春秋」(11月9日朝刊) [掲載記事・取材など]
日本経済新聞のコラム「春秋」(11月9日朝刊)
なにかと多忙で、更新が滞りがちで大変失礼しています。
先月に引き続いて、今月も日本経済新聞の第一面のコラム「春秋」に父のことが掲載されました。
とても貴重で嬉しい記事です。
勿論このような時代にとって素晴らしい記事だと思いました。
父のハーバード時代は、1947年9月から10か月ほどで、後の駐日大使、ライシャワー教授の指導を受けています。
1948年9月から約五年間がケンブリッジ大学で、1953年8月末に京都大学留学のため来日しました。
ハーバード大学時代には、現在残されている父の最も古い俳句を詠みました。
「初雪や秋の紅葉も白く見ゆ」(1947年11月12日:25歳)です。
春秋の冒頭にある通り、父はこのころ、本当に日本に行きたくて仕方ありませんでした。
アメリカ政府の仕事について来日することを真剣に考えましたが、日本文学を勉強できないからと諦めました。
2021-11-09 22:32
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コメント(5)
入国できなかったのが解除されたのは、本当に良かったですね。
いい修行になったと書いてあったのに、人生は毎日が修行と思いながら生きている私です(笑)
今、キーン先生の「果てしなく美しい日本」を読んでいますが、日本人でありながら、何も知らなかったことが書かれてあり、勉強になっています。
by 和田純子 (2021-11-10 08:43)
キーン先生は仏教信者でなくても,師匠の角田柳作先生の仏教思想に影響されていたのですね。それに納得できたことで後に繋がったのですね。
私事ですが,文化の日に孫が生まれました。出版社の編集長しているお嫁さんですので,文化の日に生まれたのも何か縁と思っています。キーン先生の文学全集,源氏物語全集,漫画日本文学全集を揃えており,孫に楽しく読み聞かせをしたいと思います。
by 小林英子 (2021-11-10 11:15)
和田さんには、『果てしなく美しい日本』をお読みいただき、ありがとうございます。
小林さんは、お孫さんが文化の日にお生まれになったとのこと、万歳!ですね、心からお祝い申し上げます。文学好きに育っていただきたいですね。
by 越後 角太夫 (2021-11-10 16:55)
小林様、お孫さんのお誕生おめでとうございます。私には
孫がいませんので、とても羨ましく思います。
小林様のお孫さんらしく、文化の日にお生まれになったのですね。
お孫さんに読み聞かせていられるお姿を想像した私です。
『果てしなく美しい日本』全部読み終わりました。
キーン先生の本は解り易く、学問の無い私にもよく理解できますね。
いろいろと50年前ほどの日本を懐かしく感じ、今の若い人に読んでもらいたいと思いました。
誠己さんと出会って、キーン先生は本当に良かったと思っています。
by 和田純子 (2021-11-10 20:24)
お祝いのお言葉ありがとうございます。
瀬戸内寂聴さんの訃報を知りました。
何か1つの時代の終わりを感じました。
ご冥福をお祈りいたします。
by 小林英子 (2021-11-11 15:59)