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1月30日の父 [ドナルド・キーン]

1月30日の父

前回に紹介させて頂いた、「東京下町日記」の最終回に記載のあることですが、この日、父は『ドナルド・キーンのオペラへようこそ!ーわれらが人生の歓びー』のカバーデザインを選びました。写真はその時のものです。出版社の文藝春秋から二種類のデザインが送られてきましたが、父は自分の意思をはっきり示して指さしました。そして決まって嬉しかったのでしょう、私の手を両手で握りました。

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和田 純子

こんにちは!
10日に発売の「ドナルド・キーンのオペラへようこそ」のカバーデサインを選ばられたキーン先生のお姿を拝見できて、とても嬉しく思いました。私はインターネットで購入します。
少しでもオペラを理解できたら良いと思っています。
by 和田 純子 (2019-04-07 15:27) 

小林英子

人が生きていく上で音楽や文学からの感動は大きいですよね。大学等では文系がないがしろにされる傾向もありますが,人間の本質を含む分野は大切ですよね。古いものでも普遍性があるから,訴えるものがあるのでしょう。その時空を超えた感動こそが本当の学びや生きる原動力になるかと思います。オペラの本も楽しみです。
by 小林英子 (2019-04-07 20:59) 

和田 純子

おはようございます。
小林さんのブログで高齢になり本当に音楽と文学がある方は人生を楽しく過ごされると思います。私は戦後初めての小学生でしたので、苦しい生活でしたからそれどころではありませんでした。
ラジオから聞こえてくる音楽などに癒されてたのを思い出しました。
今の時代は恵まれて音楽や文学を自由に楽しめる世の中で幸せです。
今になって余裕の心が生まれて娘により人生の楽しみ方を教えられている私です。
何もかもこどもように楽しませていただいています。
10日に発売ですがキーン先生の本予約できました。
届くのを楽しみにしています。
by 和田 純子 (2019-04-08 08:52) 

小林英子

五木寛之氏は昭和ひとケタ派の思い出として,戦争末期にラジオから流れるニュースで大戦果で勝利のニュースを流すときは「軍艦マーチ」,悲しいニュースのイントロは「海ゆかば」のイントロだったことを書いています。この万葉集の中の「海ゆかば」のために,氏は父親や戦時中の記憶から抜け出して虚心に万葉集を愛読できるには数十年の時が必要だったとか。万葉集も戦争に利用されると寂しい音楽になったということですね。音楽も時代の影響も受けていますので,それを含めて喜怒哀楽と共にあるのかと思います。
by 小林英子 (2019-04-08 16:10) 

和田 純子

小林さんこんにちは!
五木寛之さんといえば青春の門を思い出します。私は
独身の時違う作品を読んだ事がありますが忘れています。
平成11年に発行された「人生の目的」を友だちに薦められて購入した本が本棚にあるのを見つけました。
この本で苦しみに耐えて生きる歓びを知ったのを思い出しました。
昭和7年生まれですので私より7歳上です。
戦争で青春を失わられご苦労があっから人に優しくされるお言葉を書かれると思っています。
最近になって本の素晴らしさを再認識しています。

明日はキーン先生のお別れの会ですね。


by 和田 純子 (2019-04-09 16:08) 

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