新潮文庫『思い出の作家たち』 [ドナルド・キーン]
新潮文庫『思い出の作家たち』
朝日新聞出版の朝日文庫『このひとすじにつながりてー私の日本研究の道ー』と時をほぼ同じくして、新潮社の新潮文庫からは『思い出の作家たち』が発売されました。単行本では2005年に発売されていて増刷もされ、『ドナルド・キーン著作集』第四巻にも収録されています。父と親交のあった谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、司馬遼太郎について父の考えや思い出が書かれています。私は大変な名作だと思います。
解説は、読売新聞の尾崎真理子さんが書いてくださいました。父が亡くなった後荼毘にふされる直前の父のことも少しですが書いて下さいました。
回想記です。
by K.K (2019-07-17 13:28)
思い出の作家たちの本も発売されたのですね。
早速アマゾンから注文しました。
キーン先生がお亡くなりになる前のことも書かれているのを読むのが楽しみです。
by 和田 純子 (2019-07-17 16:30)
安倍公房氏の語学のことがユーモアたっぷり語られていたような。この本ではなかったかもしれませんが。
by 小林英子 (2019-07-18 00:35)