Operaへ（９月２３日） [その他]
Operaへ（９月２３日）
この日、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のシーズン初日でした。例えば、日本の歌舞伎や文楽のお正月初日を想像するとぴったりかもしれません。
開演は６時、演目はガーシュウィン作曲の《ポギーとベス》でした。初めて私は父なしでオペラ座に来ました。父が生前よく一緒に来たMary Richieさんという父の親しい友達と一緒に来ました。
因みにオペラとして６時開演は普通では考えられない早い時間です。シーズン初日だからです。７時半か８時開始が多いです。
着飾った老若男女を見ているだけでわくわくしてきました。
最後の写真は、ちょっとわかりにくいでしょうか、メトロポリタン歌劇場の正面に飾ってある彫刻ですが、なんと浄瑠璃の撥（ばち）なんです。
ガーシュインの「サマータイム」の曲で有名ですね。アメリカオペラは英語で演じられるのですよね。オンデマンドで見るのが楽しみです。私は専攻がアメリカ文学でした。「おはよう日本」のキーン先生の伝えたかったこと，まさに今の日本のことと思って見ました。日本文学の素晴らしさを表現するときは反応が素早くても，現代では他者に寛容性を失って失ってきているのではないかという懸念の発言に対しては注目されないとも。まさにタイムリーな内容だと思いました。とても素晴らしい内容でした。
by 小林英子 (2019-09-28 10:25)
こんばんは！
初めてお一人でオペラ座にいらしたのですね。
キーン先生もお喜びになられていることでしょう！
正面に飾ってある彫刻が浄瑠璃の撥とはご縁を感じられたのではないかと思いました。
by 和田 純子 (2019-09-28 22:32)
あの「バチ」の彫刻は日本人彫刻家で昨年亡くなられた流政之氏の彫刻のようです。高松市美術館にも「ナガレバチ」が展示してあります。雑談ですが，「湖上の美人」でもベルカントが際立っていましたが，そのオペラアリア関連の映画が１１月に上映されるようです。「ベル・カント とらわれのアリア」でキーン先生もお逢いした渡辺謙さんにジュリアン・ムーアさんが主演。
https://eiga.com/news/20190821/7/
内容は全くわかりませんが，オペラ関連のようです。ジュリアン・ムーアの歌声はMETでも活躍しているルネ・フレミング（エフゲニー・オネーギンに出演していた方）が担当しているそうです。何となく面白そうです。
by 小林英子 (2019-10-01 21:29)