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ドナルド・キーン氏を偲ぶ(東方學第138号 2019年7月) [掲載記事・取材など]

ドナルド・キーン氏を偲ぶ(東方學第138号 2019年7月)

実は私もその存在を存じ上げなかったのですが、一般財団法人東方學會という組織があり、父はどのように関係していたのか詳しくは知らないのですが、その機関紙「東方學」に藤原克己先生が、「ドナルド・キーン氏を偲ぶ」と題して、お心のこもった追悼文を書いてくださいました。篤く御礼を申し上げます。

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小林英子

旧漢字で書かれているので,日付を確認してしまいました。私が学生だった頃も旧漢字で通す教授がおられたのを思いだしました。キーン先生はラシーヌを戦場で暗唱されておられたのですね。むごい現実を目の当たりにして,正気を保つために詩や文学の力を借りたからこそ,文学が人間に必要だと心から確信されたのでしょう。ラシーヌの暗唱のことは知りませんでした。キーン先生の文学への原点を探ってそれからさらに探求された軌跡を探ってみたいです。
by 小林英子 (2020-02-09 01:09) 

きーんさん追っかけ横浜の獣医KK

司馬の文章は見事ですね。キーンさんのことを「小鳥の柔毛のように美しいまつ毛の下の瞳には、いつも少年のような愕きやすさが用意されていて」と続くほかの表現は、まるで稲垣足穂のような文章にも思える。キーンさんにとって司馬はかけがえのない人生のキーパーソンでしたね。キーンさんの山片蟠桃賞受賞記念講演時に司馬遼太郎と握手した感動を今も忘れていません。
by きーんさん追っかけ横浜の獣医KK (2020-02-10 10:43) 

越後 角太夫

父の日本語も以前は旧漢字が多かったです。戦場で暗記したラシーヌを父は大切にしていました。フェードルですね。
司馬先生と父が握手したところを見たなんて、羨ましい限りです。
by 越後 角太夫 (2020-02-13 00:42) 

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