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岩波書店から『黄犬交遊抄』(2月10日) [ドナルド・キーン]

岩波書店から『黄犬交遊抄』(2月10日)

待ちに待った岩波書店の『黄犬交遊抄』ができあがり、編集者の岩元浩さんによって父に届けられました。

2017年7月に父と岩元さんが初めて会って以来話が進んで来ましたが、父は本の完成を見ることもなく天に召されました。しかしちょうど一周忌の「黄犬忌」に際して、『黄犬交遊抄』が発売されて、父は天国で大変喜んでいると思います。

ある意味で、ドナルド・キーンの意向が強く反映された最後の一冊と言えるでしょう。都内ではすでに2,3日前から店頭に並んでいると思います。皆様にご一読頂けたら、天国の父はとても喜ぶと思います。


この日は午後から東劇でMETライブビューイングの「マダマ・バタフライ」を友人と見ました。その後よく父と行った有楽町のDean & Delucaで軽く夕食を食べましたが、テーブルの上に父の遺影と『黄犬交遊抄』を置いて、ビールで乾杯し、プチプチ出版記念会をしました。

本格的な出版記念パーティはまだ決まっていませんが、落ち着いたら岩元さんらとする予定です。

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ピら手

おめでとうございます!
素敵な本ですね!
by ピら手 (2020-02-18 00:17) 

和田純子

こんばんは!
キーン先生の遺影の前に『黄犬交遊抄』を供えられたのですね。
本当に親孝行の息子だとお喜びなさっていることでしょう!私は
24日の黄犬忌の会場に行くのをインターネットで調べました。
とても楽しみにしています。
by 和田純子 (2020-02-18 22:17) 

越後 角太夫

『黄犬交遊抄』は上品でとてもきれいな装丁です。本の内容もとてもよく編集、構成されていて代表的一冊と言ってもよいです。
24日の「黄犬忌」も間もなくですが、よろしくお願い致します。私はその日の挨拶を必死で考えています。
by 越後 角太夫 (2020-02-18 23:36) 

和田純子

『黄犬交遊抄』の装丁は良いですね。
表紙が黄色でキーン先生の大好きだった黄犬にふさわしく思いました。
黄色は幸せを呼ぶとも言いますので、手にすると温かな気持ちになります。
「黄犬忌」でご挨拶される誠己さんとお会いできるのをとても楽しみにしています。
品川のお友達と新宿まで行き、東口出口から地下道で紀伊国屋ホールまで行くのを娘に聞きました。
終わってから東京に住んでいる娘と夕飯を食べます。



by 和田純子 (2020-02-19 19:49) 

和田純子

ゆうパックが娘から届き、その中に娘は本が好きなので紀伊国屋書店へ行った時に「黄犬忌」公開対談のパンフレットを貰ってきてくれて送ってくれました。
キーン先生の眼差しのお写真が素敵でした。
あと4日です。
by 和田純子 (2020-02-20 12:44) 

小林英子

マダムバタフライ,いかがでしたか?海外から見た東洋の美「日本」ですが,日本人から見ると少し違和感がある部分もあったかと思います。子供でなくて文楽の様式を取り入れたのは,興味深かったです。
by 小林英子 (2020-02-24 22:31) 

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