『日本文学を読む・日本の面影』(2月17日) [ドナルド・キーン]
『日本文学を読む・日本の面影』(2月17日)
命日の「黄犬忌」を後一週間に控え、新潮社の編集者の宮西さんが刷り上がったばかりの『日本文学を読む・日本の面影』(新潮選書)を持って来て下さいました。
『日本文学を読む』はもともと新潮選書にはいっていましたし、『ドナルド・キーン著作集』第四巻にもはいっています。『日本の面影』は書籍としては初めてですし、大変良いです。日本文学を全体として見るには見事な論考だと思います。これだけのことをなにも見ずに話した、というのは神業ではないでしょうか。
帯の写真もいい感じで、好きです。
ということで、私が解説を書かせて頂いているからではないですが、これまたおすすめの一冊です。
奥付には、発行日が命日になっています。
アマゾンで早速注文させていただきました。
まだキーン先生の本、読んでないのもあります。
どんなことが書いてあるのか楽しみです。
by 和田純子 (2020-03-07 15:42)
読みたい本です。本の交通渋滞?のような状態でまだ読みかけの本がたくさんある状態ですが,このコロナ騒ぎで図書館の本が4月までまで借りられるそうなので,締め切りをあせらないで今までの本は読めそうです。あの作家の島田雅彦さんも「あとトイレットペーパーが4ロール」などと,つぶやいておられてコロナ問題は誰にも忖度しないで影響を与えているようですね。
by 小林英子 (2020-03-07 19:25)
コロナ問題の間に、若い方たちに読書熱が広がって日本文学を読んで欲しいなあと思います。
by 越後 角太夫 (2020-03-07 23:21)
日本文学を読む・日本の面影の最後の誠己さんの解説を読ませていただきました。
とても素晴らしい文章で、心がこもったのに感動しました。私は
この本で日本の文学が勉強できると思いました。私は
幸田露伴の娘さん幸田文の本が好きで読みました。
そしてその娘さんの青木玉さん、そして玉さんの娘さん奈緒さんの本を買い求めて読みました。
露伴の血をひいた日本のすばらしさを説いている本でした。
by 和田純子 (2020-03-11 20:22)