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『黄犬交遊抄』書評(しんぶん赤旗 3月15日) [掲載記事・取材など]

『黄犬交遊抄』書評(しんぶん赤旗 3月15日)

3月15日のしんぶん赤旗に掲載された『黄犬交遊抄』の書評です。書評として一番最初でした。

2020-03-15しんぶん赤旗『黄犬交遊抄』書評.jpg

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小林英子

今までの本で出てきてなかった交流した方の名前もあり,沢山の国を超えた方との交流があったのですね。どんな人でも多面的な面を尊重して付き合うことができたのはキーン先生の柔軟な性格からでしょうか。キーン先生の前で三島由紀夫がテネシー・ウイリアムズの真似をして演じてみせたのを読んで,テネシー・ウイリアムズ卒論に書いた私は思わず目を見張りました。日本の文学も私が高校生の頃『万葉集』には「天皇や皇族・貴族だけでなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌」とされるのが一般的でしたが,今はそういう記述はあまりしないですし,芭蕉の「奥の細道」も実際の旅とは異なる内容に「仕上げ」られています。浮世絵の広重の東海道シリーズも創り上げた芸術作品(実際そのような場所は存在しないものもあり)ですし,これらは研究者が緻密に研究してきてわかったことで,作者の芸術的意図と実際の部分を両方知りつつ鑑賞していくは,興味深いです。日記文学ってその意味で面白いですね。
by 小林英子 (2020-03-18 23:36) 

和田純子

新しいウイルス対策ソフトに挑戦していたら、もう寝る時間になりました。(笑)
更新された記事を読ませていただきました。
本当に多彩の人たちとのことが知ることができて良いと思いました。

by 和田純子 (2020-03-18 23:36) 

越後 角太夫

テネシー・ウィリアムズを卒論に選ばれたなんて、とても素敵ですね。『黄犬交遊抄』を読んで頂き、ありがとうございます。
by 越後 角太夫 (2020-03-18 23:58) 

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