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お位牌 [ドナルド・キーン]

お位牌

父の位牌が出来てきましたので、遺影の傍に置きました。このような場で公開すべきものではないかもしれませんが、天国からのご挨拶とでも申しましょうか。

俗名は、父自身が好んで使っていた「鬼怒鳴門」を父の自筆で入れて頂きました。裏は戒名が書いてありますが、恐れ入りますがプライベートの事柄ですので失礼させて頂きます。位牌が傍らにあって、遺影の父もなんとなく嬉しそうに見えます。

DSC08965.JPG

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コメント 8

ピら手

こんにちは。
とてもシンプルで素敵なご位牌ですね!先生も喜んでいらっしゃるように思います(^^)
by ピら手 (2020-09-26 08:36) 

キーンさん追っかけ横浜の獣医KK

素晴らしい位牌ができましたね。重厚な黒檀の上にキーンさんのおおらかな直筆が見事です。私はキーンさんと同様に生前墓地を準備しており、今回、この位牌を参考に、片面は直筆の名前を入れようと決めました。コロナ禍の過ごし方考え方をキーンさんに聞いてみたかったです。
by キーンさん追っかけ横浜の獣医KK (2020-09-26 11:36) 

小林英子

キーン先生も戒名を頂かれたのですね。私の祖母は生前に自分の戒名を頂きたいと京都の総本山まで足を運び,頼んで頂いてきたそうです。そのお寺はキーン先生が若かりし頃,書道を習ったお寺でした。
都美術館のイサム ノグチ展の開催が来年春へと延期されましたが,キーン先生が生きておられたら,必ず行かれたことでしょう。今はあちらの世界で再会されたことでしょう。父上はエズラパウンドの詩の本も書かれた方でしたね。
by 小林英子 (2020-09-26 16:51) 

越後 角太夫

そうですか、智積院ですね、父と一緒に行きましたし、書道を習っていた頃にそこで知り合った小僧さんはまだ健在です。今は勿論立派な僧侶です。イサムノグチ展、楽しみですねえ。是非行きたいですね、何度でも。野口米次郎は啄木ともある意味関係がありますよね。
by 越後 角太夫 (2020-09-27 01:04) 

和田純子

キーン先生の位牌が出来上がり、いつもご一緒にお過ごしされていられるように感じます。
素敵な笑顔のお写真とお花をお供えになれているお写真を見ることができて、とても嬉しく思いました。
by 和田純子 (2020-09-27 12:56) 

小林英子

東京での公開は21年ぶりとなる智積院の長谷川等伯作 国宝『楓図壁貼付』(京都・智積院蔵)が東京国立博物館の「桃山展」に展示されていました。驚愕と言っていいほどの大展覧会でした。「足利義政」以後の全国の国宝級の作品ばかりで『阿国歌舞伎図屏風』,源氏物語絵,洛中洛外図屏風等々。一部室町の作品もありましたが,キーン先生が生きておられたら,絶対喜ばれる展覧会だと思いました。


by 小林英子 (2020-10-07 22:31) 

和田純子

小林様は6日から公開になりました「桃山展」を観に行かれたのですね。
娘も新聞に入っていた広告を抜き取り、予約なので何時行こうかと悩んでいました。
本当に素晴らしい作品ばかりで、キーン先生もご存命でしたら行かれたことだと思いました。
by 和田純子 (2020-10-08 13:59) 

お名前(必須)

東博の「桃山展」は,個々に以前観たものはありましたが,一同にこれほど集めたものはありませんでした。戦国武将が争う下剋上の時代から、江戸幕府による平和な治世へと移り変わるその激動に時代に日本人の美意識をがどう変化していったかその概観がわかります。
『花鳥蒔絵螺鈿聖龕』(九州国立博物館蔵)
狩野永徳作 国宝 『洛中洛外図屏風』(上杉本)(米沢市上杉博物館蔵),狩野永徳作 国宝『檜図屏風』(東京国立博物館蔵)
『油滴天目』(九州国立博物館)
国宝 『志野茶碗 銘 卯花墻』(三井記念美術館蔵)
本阿弥悦書・俵屋宗達絵『鶴下絵三十六歌仙和歌巻』(京都国立博物館蔵)などなど。
さらに東洋間8室には,「中国書画精華」も開催され,キーン先生の『足利義政』の中にあった,室町時代の能阿彌の編纂した書に出てくる,「梁楷」の作品も展示してありますので,コアなファンも見逃せない展示になっていました。




























































by お名前(必須) (2020-10-08 19:47) 

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