夕食後にコップを拭く（2011年８月27日）

夕食後にコップを拭く（2011年８月27日）

ニューヨークの家で、夕食後のお皿拭きをして、最後にコップをふいているところのようです。約9年前ですが、9年間は夢のように過ぎ去ってしまいましたが、私にとっては実りある年月でした。

父が使っている布巾もコップも捨ててきてしまいましたが、今思えば貴重品でした。

コメント 7

ニューヨークのキーン先生と浴衣姿のキーン先生は雰囲気が違う感じがします。「上杉本洛中洛外図」の記事が載っていたので「サライ」という雑誌を購入し読みましたが，その他の記事に「人生百年生になる」，という記事もあり，「貯筋」「肉食」「快眠」「笑い」などを早く始めるほど効果的とありました。キーン先生は料理もされ自立し，楽しみを持ち続けたという点で高齢化時代のお手本のような生き方をされた方だと思います。誠己さんと一緒に生活することで，より充実した晩年も過ごされ，それも大きかったと思います。私は「貯筋」が不足していると自覚し，筋トレに通い始めました。三島由紀夫がもっと理解できるようになるかも？しれません。　話は変わりますが，東博の「桃山展」後期の展示では岩佐又兵衛「舟木本洛中洛外図」が展示されますが，これには芝居小屋や人形浄瑠璃などの風俗も描かれているようで，当時の様子を知る貴重な資料のようですね。
by 小林英子 (2020-10-10 23:57) 

キーン先生の笑顔はいつ見てもいいですね。私は
今日友達と会いこのブログで子ども頃本を読まなかったので、インターネットで本を買い、本を読みいろいろと勉強していると自慢してしまいました（笑）
誠己さんはきっといろいろと貴重な想い出がいっぱいある事でしょうね。
普段の生活のキーン先生のお写真を掲載くださりありがとうございました。
「三島由紀夫を巡る旅」の文庫本読み終わり、徳岡孝夫さんとの旅の様子、面白く良かったです。
by 和田純子 (2020-10-11 16:33) 

女優のジュデイ・デインチさんは８５歳ですが，毎日ソネットを１つづつ暗唱しているそうです。ソネットは毎日朗読しているイギリス人俳優さんもおられ，必読書なんでしょうね。
「世界はどのように源氏物語を読んだか」のシンポジウムがＺｏｏｍで行われるようです。アーサー・ウエイリーの「源氏物語」翻訳者も登壇するようです。
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=TueSep151339552020&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
by 小林英子 (2020-10-11 21:44) 

今朝のローカルニュースで三島由紀夫の最後の作品「豊饒の海」は静岡市の三保の松原などが出てくるようです。私は
読んでいませんが読んでみたくなりました。
by 和田純子 (2020-10-12 08:32) 

ちょっと専門分野の話になりますが，慶應義塾アメリカ学会ジャーナル誌創刊（２０２０年創刊）され，巽孝之先生が63年前にエズラ・パウンドの推薦で西脇順三郎がノーベル文学賞候補になった話に言及しておられました。文学交流の豊かさの断片が今改めて見直されているようです。西脇順三郎の詩はキーン先生も翻訳されていました。西脇順三郎は新潟出身ですよね。宇沢美子の「野口米次郎のゲントロマンスにおける翻案（1929）」などもありました。今この時期に，創刊する慶應のアメリカ学会ジャーナル凄い！と思いました。

http://www.tatsumizemi.com/2020/09/jkas.html

日本ペンクラブの電子文藝館を読んでいたら，

http://bungeikan.jp/domestic/detail/91/　　

編集者によると，川端康成も『源氏物語』を書く意欲はあったようです。もし，書いていたら，興味深いことに！知らなかったことばかりですが，あの当時の文壇の様子を垣間見ることができました。

by 小林英子 (2020-10-14 01:42) 

小林様が教えてくださった、日本ペンクラブの電子文藝館の文を
読ませていただきました。
キーン先生のことも書いてあり、川端康成の人柄を知ることができて良かったです。
ありがとうございました。
by 和田純子 (2020-10-14 16:44) 

さまざまの興味深い情報やそれぞれの楽しい、また貴重なお考えをありがとうございます。
これからご紹介のHPなど拝見したいと思います。
ZOOMのシンポジウムは、出演者からご案内を頂きましたので是非と思っていますが、ZOOMは慣れないのでうまくできるかどうか。
by 越後　角太夫 (2020-10-16 00:09)