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『明日の友』秋号に黒田先生との往復書簡 [掲載記事・取材など]

『明日の友』秋号に黒田先生との往復書簡

黒田杏子先生と私との往復書簡(ドナルド・キーンさんの世界)が、『明日の友』(主婦の友社)秋号に掲載されました。隔月の雑誌ですが、父も生前に小田実さんの奥様との対談で登場したことがありました。

今は雑誌が出てからまだ間もないので、全文をご紹介するのは憚られます。次の号が出た頃、つまり師走になってから、アップさせていただければと思います。

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和田純子

明日の友に黒田杏子先生と誠己さんの往復書簡のことは新聞に少し前に出ていたのを記憶しています。
本を買おうと思いましたがまだ読んでない本があるので止めました。
楽しみに待っています。
by 和田純子 (2020-10-16 10:49) 

小林英子

以前の対談がコロナで中止になりましたが,形を変えて実現されたのですね。黒田さんはキーン先生に手紙を書く時に,収集していた切手をたくさん貼って出したような話を読んだ記憶があります。読んでみたいです。 
NHKの「100分de名著」という番組で,島田雅彦氏の読む谷崎潤一郎を放送しているようです。https://www.nhk.or.jp/meicho/ どんな谷崎論なのか,興味があります。
by 小林英子 (2020-10-17 00:37) 

和田純子

いつも小林様情報をありがとうございます。
19日NHKEテレを予約して見ようと思いました。
このブログで勉強になっています。
by 和田純子 (2020-10-17 10:38) 

小林英子

https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/102_tanizaki/guestcolumn.html NHKプラスで見逃した島田雅彦の谷崎潤一郎「吉野葛」編のを観ました。義経千本桜の話の中に出てくる「鼓」の実物とされるものが放映され,さらに南朝と北朝の伏線も読み取れ面白かったです。
島田氏の文章を上から引用:
折しもコロナ禍の最中、集会や対人接触、旅行、遊興が制限され、職場、学校、家庭における日常が根本的に変わり、非日常が常態化しました。誰もが巣籠りを余儀なくされているこの状況は戦時下に近いものがあります。経済活動が縮小し、相互監視の目が厳しくなり、いつ終わるともしれない不安が社会を覆っているこの危機の時代をどうやり過ごすか、その知恵が問われています。ボッカチオの『デカメロン』はペスト流行時、感染を恐れて巣籠りした人々が退屈しのぎに持ち寄ったエピソードから構成されていますが、現代でもそのような副産物を産み出せるでしょう。

政治のリーダーシップには何も期待できない中、不自由で不愉快な日々の生活の中に密かな楽しみを見つけ、自らの精神状態を健全に保つしかありません。その多様な方法を提案するのが芸術文化の役割です。戦時下においても、趣味と欲望の追求と研究に余念がなかった谷崎に、現代のコロナ禍をものともしない反骨の創造性を学ぶことは充分に可能です

島田氏らしい文章だと思います。

by 小林英子 (2020-10-17 11:20) 

和田純子

小林様、録画した「100分de名著」19日放送を見ることができました。
谷崎潤一郎の「春琴抄」は山本富士子さんと林与一さんの舞台を観ていますので、その時のことが甦ってきました。
次回が最後ですね。予約録画しました。
ありがとうございました。
by 和田純子 (2020-10-24 23:49) 

K.K

時代がもたらした方です
by K.K (2020-11-02 13:08) 

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