毎日新聞に徳岡孝夫さんの談話(2020年11月25日) [掲載記事・取材など]
毎日新聞に徳岡孝夫さんの談話(2020年11月25日)
まさに今日は、三島さんの50年忌の命日ですね。一昨日の私の講演会にサプライズで、声の特別出演をしてくださった徳岡さんから電話があり、ふたりで三島さんを偲びました。
今日の毎日新聞の朝刊には徳岡さんの談話が載っていました。
「あんな苦痛に満ちた死に方をした人の人生を、僕は軽々に批評することはできません。」
と言っておられますが、その通りだと思いました。
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まだ徳岡孝夫さんのお電話のお声が耳に残っているように思えます。
毎日新聞に談話が載っていらしたのですね。
三島由紀夫さんもあの世で喜ばれていることでしょう!
by 和田純子 (2020-11-25 22:57)
私は山中湖の三島由紀夫文学館には1回しか出かけていませんが,今日お墓詣りでお会いした方は毎年,訪れているそうです。今年はコロナ禍で行ってはないそうですが。あんなに美しい文章を書く作家は,これから出ないのではないかとも思います。三島由紀夫は私の亡くなった父と1つ違いで,三島の幾つかの小説の背景がまさに父の生きた時代ということを最近になって気が付きました。父は理系大学生だったので兵役免除でしたが,小説の学徒勤労動員の話を読み,同じ戦中戦後の時代を肌で感じただろうということを慮ると感慨深いです。
華々しい文壇での活躍の陰に,深い孤独を抱えていただろう部分が,世代を超えて共感されるのではないかと思いました。
by 小林英子 (2020-11-25 23:56)
小林さんのお陰で今TBSの番組を見ました。村上一郎という歌人のことを思い出しました。お父様と三島さんとまさに同年代を生きられたのですね。
和田さんには、徳岡さんのお声が印象に残っておられるようですね。独特の大阪弁の語り口は、いつ聞いても楽しいです。芯のあるインテリジャーナリストで、三島さんとも話が合い、三島さんも信頼されていたと思います。
by 越後 角太夫 (2020-11-26 00:03)
小林様のお父様と三島由紀夫さんは同じ世代だったのですね。私は
戦争を体験していますが、月日が経つほど戦前と戦後の教育で人の生き方が違っていたのを感じ、今平和であることを改めて有難く思います。
三島由紀夫さんはお子様を愛されていたのを知り、とても複雑な気持ちでした。
徳岡さんのお話は分かりやすく、情景が浮かぶような語りでした。
by 和田純子 (2020-11-26 13:49)