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太宰治の『斜陽』について(週刊新潮3月4日号) [掲載記事・取材など]

太宰治の『斜陽』について(週刊新潮3月4日号)

太宰治の『斜陽』について週刊新潮3月4日号に私は、ドナルド・キーンの息子として話したことが記事になりました。

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コメント 3

小林英子

以前,三鷹市に勤務していたので太宰のお墓のある禅林寺には何度も行きました。森鴎外の墓がすぐ近くにありました。高校生,大学生の頃は太宰ファンがたくさん友人にいました。河口湖天上山に行った時は,『御伽草紙』のカチカチ山の舞台とされ,太宰治の写真が展示してありました。昔読んだので詳細は忘れましたが『富嶽百景』は暗くなかったような記憶でした。繊細な部分でキーン先生と相通ずるものがあったのかもしれませんね。
日本の名だたる文学者の自殺の多さについて,思想的な理由だけでなく睡眠薬を含む薬物やアルコールの影響もあるのでは?とこれから現代医学からの考察も必要かと思います。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66659

正岡子規の日記に書かれていた処方薬も,現代ではありえない処方でびっくりした記憶があります。
by 小林英子 (2021-02-26 22:30) 

和田純子

太宰治の記念館に、4年前娘に喜寿の祝いに念願だった十和田湖に連れてってもらった時に、行きたかったのですが、残念なことに時間がなく行きそびれてしまいました。私は
人間失格しか読んでいません。
キーン先生の翻訳で、日本の文学が外国で読まれているのはとても嬉しく思います。
by 和田純子 (2021-02-26 23:00) 

小林英子

『チャタレイ夫人の恋人』の世界の書評はよくわかりませんが,アメリカの南北戦争前の南部の貴族社会から没落して新しい時代を生きる女性を描いた『風と共に去りぬ』や『欲望と言う名の列車』の成功例を見ると,没落貴族のストーリーは共感できる内容だったのかもしれません。それを見抜いていたキーン先生は凄いです。
by 小林英子 (2021-02-27 19:08) 

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