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小西甚一先生のサイン [その他]

小西甚一先生のサイン

これは小西先生が父に送った著書、『能楽論研究』にある小西先生のサインです。

小西先生は父の推薦で、スタンフォード大学で教えておられました。先生はそのことを生涯、父に感謝しておられました。

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小林英子

キーン先生の目に留まった『日本文学史』とは,俯瞰して分析する時の独特の視点が素晴らしかったのでしょう。海外で日本文学を語れる存在とキーン先生も太鼓判を押した学者さんだったのですね。『日本文藝誌』も読んでみたいです。

by 小林英子 (2021-07-11 23:56) 

小林英子

キーン先生と年齢が2つしか違わないアメリカ人作家のレイ・ブラッドベリの『華氏451度』が6月の100分de名著で取り上げられていましたが,その3回目がとても面白かったです。本が焼かれる時代のことを今から60年ほど前にブラッドベリが小説として書いているのですが,まさに今の時代を象徴しているかのような内容でした。
3回目   https://www.dailymotion.com/video/x81zcni 
アメリカ文学についてもキーン先生の書いた文を読みたかったです。
by 小林英子 (2021-07-12 01:20) 

和田純子

小林様が教えてくださったアドレスで100分de名著を見ました。
テレビが消費社会の申し子で、本を読まなくなった人が多くなったのは本当かも知れません。
本を読んで行動する価値があるのに、耳が痛いですね。
この番組は録画してありますが、見る機会がなく、教えてくださりありがとうございました。
by 和田純子 (2021-07-12 20:32) 

小林英子

小学校で「プログラミング」の授業が始まり,高校では「探求」の科目も始まります。社会が加速化していく中で,反省的思考が少なくなり反射的思考(すぐに答えを出す)に重点が置かれ,文学や絵画等の「表現」は,人の先入観をゆさぶったり,思い込みを覆したりする存在ということで,疎まれていき,人々が自ら考えなくなっていく社会。それを60年も前にSFとして描いたブラッドベリの先見の明は鋭いと思いました。そうした近未来に危惧を抱いていた三島由紀夫にも繋がるとも思いました。
 連綿と受け継がれてきた文学,文化,思想,絵画等の良さをどう後世に伝えていくか,その素晴らしさを私たちが学んで伝えていくことかなと漠然と思いました。
by 小林英子 (2021-07-12 21:48) 

小林英子

NHKラジオ,カルチャーラジオ 「文学の世界」で現代詩作家の荒川洋治氏による「新しい読書の世界『日記』」で高見順の日記を取り上げた際に,キーン先生の帰化の時の話が出てきました。武田百合子も『富士日記』も出てきました。次の回の「文芸評論・文学史」の話も面白かったです。

https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=1929_01
(らじる★らじる)
様々な作家や評論家の捉え方を学んだ後,最終的にまた読みなおして自分の感想や意見をまとめていくのはなるほどと思いました。
by 小林英子 (2021-07-13 21:17) 

和田純子

小林様、今度はらじる★らじるの番組でキーン先生のお話が出てきたのをお教えくださり、ありがとうございました。
是非聴いてみたいですね。
by 和田純子 (2021-07-13 22:41) 

小林英子

小西先生の達筆を見れば推測できますが,古典がご専門ですが,英,中,独,仏語も読み書きができたそうですね。(今は学校では英語の筆記体は授業で教えなくなりました)。スタンフォード大学滞在中に、当時のアメリカ最新の文芸批評の方法論を学んだとwikiにありましたが,日本の文芸批評とどんな風に異なるのでしょう。
キーン先生と小西氏と三島由紀夫で能について対談したものが,三島由紀夫全集に収録されているそうです。
NHKラジオの荒川氏の文芸評論。文学史では触れていませんでしたが,今度,小西氏やキーン先生の文学史も取り上げてほしいものです。
by 小林英子 (2021-07-14 15:04) 

越後 角太夫

小西先生と父との文学史比較は、きっと意味があると思います。できれば今後若い研究者に期待したいです。残念ながら私の仕事ではありませんし、そんな能力もないでしょう。
小西先生、三島先生、父の鼎談は、何冊かの本に転載されていると記憶しています。
らじる★らじる、聞きたかったです。残念!
by 越後 角太夫 (2021-07-19 22:49) 

和田純子

小林様が教えてくださった「らじる★らじる」で現代詩作家の荒川洋治氏による「新しい読書の世界『日記』を聴くことができました。
高見順の日記でドナルド・キーンさんが帰化のきっかけと日本の歴史に興味をお持ちになったと話していました。私は
高見順の日記は読んでいませんが、戦争の時のことが甦り、当時5歳だったので恐かったのを思い出し、今の幸せを有難く思いました。私は
日記だけは毎日書き続けています。

誠己さん、らじる★らじるで8月12日午後9時までパソコンで聴けます。
by 和田純子 (2021-07-23 15:56) 

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