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第四回ドナルド・キーン賞授賞式(草加市:9月23日) [ドナルド・キーン]

第四回ドナルド・キーン賞授賞式(草加市:9月23日)

9月23日に、草加市で第10回奥の細道文学賞と第4回ドナルド・キーン賞の授賞式が開催されます。

私の遺族として出席いたします。

今回のドナルド・キーン賞は、比較文学の川本晧嗣先生です。

対象の作品は、『俳諧の詩学』(岩波書店 2019)ですが、私も今読み始めたところです。

最近出版された父の講演集『日本を寿ぐー九つの講演』で、「文化の衝突、内なる対立」という講演がありますが、大阪の大手前大学が主催し、それに深くかかわられたのが川本先生でした。

他にドナルド・キーン特別賞として、毬矢まりえさん、森山恵さん姉妹が、おふたりの共訳による『源氏物語A・ウェイリー版』(左右社)によって受賞されました。

川本先生、毬矢さん、森山さん、おめでとうございます。

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コメント 3

和田純子

第四回ドナルド・キーン賞授賞式を草加市で開催されるのですね。
誠己さんがご遺族としてご出席されるのを、何より
キーン先生がお喜びなさっている事でしょう!
登壇者に黒田杏子さんがいらっしゃるのに心強いことと思いました。
by 和田純子 (2021-07-18 14:07) 

小林英子

森山恵さん,最近ヴァージニア・ウルフの『波』の新訳を出されました。ヴァージニア・ウルフは著名な女流作家ですが,アーサー・ウエイリーも入っていた「ブルームズベリーグループ」の主催者の一人。アーサー・ウエイリーは1919年に大英博物館の学芸員になりましたが,その前の1908年フェノロサは,大英博物館で調べものをしている時に心臓発作で亡くなりました。そのフェノロサの原稿をまとめてエズラ・パウンドが出版したのが,1916年。このあたりから「能」や日本文学の本格的翻訳がされ黎明期の始まりだったのかもしれませんね。
by 小林英子 (2021-07-18 20:33) 

越後 角太夫

父をよくご存じの黒田杏子先生、長谷川櫂先生、堀切実先生が講評や総評をしてくださるのはありがたいことです。また毬矢さんも森山さんも一度だけ父に会ってくださったことがあり、感激していらっしゃいました。
by 越後 角太夫 (2021-07-18 21:14) 

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