朝日新聞の天声人語(2020年11月16日) [掲載記事・取材など]
朝日新聞の天声人語(2020年11月16日)
朝日新聞の今日の朝刊です。天声人語は、先日お亡くなりになられた坂田藤十郎さんのことについてでした。そこにドナルド・キーンのこともありました。藤十郎さんの『曽根崎心中』のお初について、どんなに素晴らしかったか、父はよく話していました。父が初めて観たのは、来日したその年(1953年、昭和28年)の12月、京都の南座でした。
『日本文学を読む・日本の面影』(新潮選書)増刷 [その他]
『日本文学を読む・日本の面影』(新潮選書)増刷
明日17日から始まる「ドナルド・キーンと三島由紀夫~三島没後50年によせて~」の展示や講演の準備に忙殺されているうちに、10日間以上も更新を怠ってしまいました。今日は午前中から会場の北区立中央図書館で展示の準備があります。
さて『日本文学を読む・日本の面影』(新潮選書)は今年2月に出版されましたが、売れ行きが好調なようで二回目の増刷、つまり3刷になりました。こういうジャンルの本としてはこの売れ行きは異例とのことだそうです。3刷の本が送られてきたので、父の遺影のお供えしました。父もきっとこんなに売れるとは思わなかったでしょう。
やはり内容がよいから売れているのだと思います。
今回の中央図書館の展示でも、この本の中で三島由紀夫について書いた生原稿が展示されます。どうぞお楽しみになさってください。