昨年6月14日の父ドナルド・キーン [ドナルド・キーン]
昨年6月14日の父ドナルド・キーン
昨年の6月14日の父です。書斎の本棚の前でなにか私に熱弁をふるっているようです。
こんなに元気だった父が今はいないのはちょっと信じられない気持ちです。
それが世の中、人の生涯かもしれません。
文學界5月号、角地幸男さんの追悼文「キーンさんの手料理」 [掲載記事・取材など]
文學界5月号、角地幸男さんの追悼文「キーンさんの手料理」
気が付いたたら一か月近く更新していませんでした。ご心配して下さった方もおありかもしれませんが、お陰様で元気です。父のいない生活はとても寂しいことは事実ですが、ひとりの生活にもなれ始めましたし、父の遺影に時には話し掛けながら、父と楽しく生活しています。
ご報告することは山ほどあるのに、なにやかやと雑用が多くついつい失礼してしまいました。
再開しますのでご心配なきよう、今後ともよろしくお願い致します。
角地幸男さんは、父とは長年のお付き合いで、父が信頼していた翻訳者です。父の親友だった吉田健一の研究者でもあります。角地さんらしい名文で綴られた、近しい人でないと書けない内容ですよね。