教え子ラリー・コミンズ先生(9月5日) [稽古、リハーサルなど]
教え子ラリー・コミンズ先生(9月5日)
父の近しい教え子のひとりオレゴン州のポートランド州立大学のラリー・コミンズ先生が来られました。
以前に何度も当ブログにはご登場頂いているので説明は省かせて頂きます。
私が数年前から義太夫の稽古をしていることも既に書き込んでいると思います。昨年はその稽古も、父の体調ということがあり一年間お休みしました。今回からまた再開しました。今稽古している演目は、『仮名手本忠臣蔵』三段目裏門です。
コミンズ先生は、父の遺影に手を合わせ、稽古が終わった後、都電の駅まで一緒に行きました。
お待たせしました!『ドナルド・キーンの東京下町日記』書籍化 [ドナルド・キーン]
お待たせしました!『ドナルド・キーンの東京下町日記』書籍化
いよいよ出ます。あちらこちらから期待の声が寄せられていましたが、『ドナルド・キーンの東京下町日記』の連載が全て一冊の本になりました。
見本がドナルド・キーンの担当記者だった鈴木伸幸さんによって今月12日に届けられました。実際に店頭に並ぶのは、25日頃からではないでしょうか、とのことでしたので、是非是非。
連載は、鈴木さんのドナルド・キーンへのインタヴューにより、その内容を鈴木さんが書き、ドナルド・キーンの厳しいチェックによって掲載されました。素晴らしい内容だと思います。
鈴木さんによる「はじめに」と最後の「人、ドナルド・キーン」も一読に大いに値する名文です。そして「おわりに」として4月10日のお別れの会の時の私のごあいさつの全文が掲載されています。
写真も満載で、楽しいと思います。
瀬戸内寂聴先生が、オビを書いて下さいました。
皆様にお読みいただきたく存じます。どうぞよろしくお願い致します。
因みに、発行日は今月27日にニューヨークのコロンビア大学で開催されるお別れの会(Memorial Service)の前日になっています。
以下の写真は、見本を持って来て下さった時の鈴木さんや私、遺影に供えられた本などです。