佐渡郷土文化 [ドナルド・キーン]
佐渡郷土文化
『佐渡郷土文化』は、郷土誌としてはかなりレベルの高い雑誌だと思います。
以下のYouTubeを見て頂けると、その歴史や背景などがよく分かります。
父の佐渡における足跡を調べる段階で行き当たり、北区立中央図書館を通じて、父について記載のある『佐渡郷土文化』を、佐渡市立中央図書館から取り寄せてもらいました。
私が知る限りにおいては父は、芸能調査などで四回は訪れています。
『佐渡郷土文化』には、そのうちの二回について記載があり、そのうちの一回はかなり詳しいものでした。
一番最初に行ったのは、1956年(昭和31年)8月で早稲田大学の鳥越文藏先生もご一緒でした。
『佐渡郷土文化』の表紙を飾った、「罪なくも流されたしや佐渡の月」の句は、その時に詠まれたものだそうです。
現在の編集者の山本修巳(よしみ)さんには、2007年くらいに佐渡でお目にかかったことがあります。
そのお父さんの、山本修之助さんが創刊されたようですが、父はおふたりとも存じ上げていました。
佐渡は芸能の宝庫ですから、父も大変楽しんだようです。