ハーバード大学にて(10月4日)1 [ドナルド・キーン]
ハーバード大学にて(10月4日)1
今私はボストンにいます。
ハーバード大学へ父の足跡を訪ねたり、父の友人や教え子に会うためです。
ボストン近郊に住む父の親友、ピーター・グリーリさんは、日本生まれ、日本育ちですがハーバード大学出身でいらっしゃいますから、ピーターがハーバード大学を案内して下さいました。
父は、戦後まもなく一年間ハーバード大学のライシャワー先生(後の駐日大使)らの元で学びましたが、ピーターもライシャワー先生の元で父の10年以上後に学んだと思います。
父が学んだ建物は移転などしていてもうないとのことでしたので、ちょっと残念でした。父が住んだところも、父に聞いた記憶がなんとなくあるのですが、忘れてしまいました。
Department East Asian Languages and Civilizationへ連れて行って頂きましたが、ここにある図書館でピーターは、勉強もし、アルバイトもし、そして写真の部屋でライシャワー先生から日本語を学んだそうです。
父もそうでしたが、ピーターもライシャワー先生をとても尊敬しています。
Lecture Hallもあり、ここで父は講演をしたことがあるそうです。
この日は、別の建物で、父の教え子であるCarol Gluck先生の講演が、Postwar Japanと題してありました。
近著に以下の本があります。
https://www.amazon.co.jp/戦争の記憶-コロンビア大学特別講義-学生との対話-講談社現代新書-キャロル・グラック/dp/4065154308/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%AB+%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF&qid=1570418188&s=books&sr=1-1