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アンダーライン1(正岡子規全集より) [ドナルド・キーン]

アンダーライン1(正岡子規全集より)

以前に、父が読んだ本のアンダーラインについてご興味をお持ちの方がいらっしゃいました。そして勿論私もとても興味を持っています。父の引いたアンダーラインやメモなどを見ると、父の考え方は勿論、息遣いまで感じられるようで、時には胸が熱くなります。

今回は、『正岡子規全集 第十一巻 随筆一』からですが、昭和五十年に講談社から出ていて、相当に読み込んであることが分かります。

最後の写真には、父の手によってちぎられた紙がはさんでありますが、これがドナルド・キーン流栞なのです。

普通の栞を使うことは基本的にはなかったと思います。

父の読んだ本には、よくこういう手でちぎられた紙、時には買い物した時のレシートなどが挟み込まれています。それも勿論宝です。葉書が栞になっていることもまれにあります。

こういうことは生前にはあまり気にしていませんでしたが、今となっては貴重な思い出です。

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