父の書籍の調査(6月28日) [ドナルド・キーン]
父の書籍の調査(6月28日)
北区中央図書館の、父が長年お世話になっていたライブラリアン、松元さんと大橋さんのお二人が父の書籍の調査に来て下さいました。父の本は生前からのまま、まだ全く動かしていませんので、この状態で調査して頂いています。
新潮文庫『思い出の作家たち』 [ドナルド・キーン]
新潮文庫『思い出の作家たち』
朝日新聞出版の朝日文庫『このひとすじにつながりてー私の日本研究の道ー』と時をほぼ同じくして、新潮社の新潮文庫からは『思い出の作家たち』が発売されました。単行本では2005年に発売されていて増刷もされ、『ドナルド・キーン著作集』第四巻にも収録されています。父と親交のあった谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、安部公房、司馬遼太郎について父の考えや思い出が書かれています。私は大変な名作だと思います。
解説は、読売新聞の尾崎真理子さんが書いてくださいました。父が亡くなった後荼毘にふされる直前の父のことも少しですが書いて下さいました。
読売新聞夕刊の【富士】(1月4日) [掲載記事・取材など]
読売新聞夕刊の【富士】(1月4日)
父が亡くなる一か月半前の読売新聞の夕刊の記事です。父の担当記者の尾崎真理子さんが【富士】というエッセイを書かれましたが、父のことを引用して下さいました。尾崎さんはとても文章のうまい方だと思いますし、父のお気に入りの記者のおひとりでした。
『このひとすじにつながりて』の出版記念パーティー(6月6日) [ドナルド・キーン]
『このひとすじにつながりて』の出版記念パーティ(6月6日)
『このひとすじにつながりてー私の日本研究の道ー』の出版記念パーティが、6月6日、父が大好きだった行きつけの「パリの朝市 銀座店」でありました。
参加者は勿論、写真参加でしたが著者のドナルド・キーン、そして朝日新聞出版の編集者・水野朝子さん、朝日新聞の父の担当記者の中村真理子さん、それに私でした。
父も美味しい赤ワインと料理を堪能し、この本の出版を大いに喜び、祝いました。
父の遺志で、『このひとすじにつながりて』の出版(5月7日) [ドナルド・キーン]
父の遺志で、『このひとすじにつながりて』の出版(5月7日)
生前の父が希望していた本が出版され、5月7日、朝日新聞出版の父の担当編集者、水野朝子さんが届けて下さいました。
そして直ぐに父の遺影に供えられました。
単行本の『このひとすじにつながりて』が、副題もついて新たに文庫本として父の遺志で、『このひとすじにつながりて』のタイトルで出版されたのです。
父は自分の遺志が実現したことを、大変喜んだはずです。
カバーのデザインも、父の好きだった青を基調としてとてもいい感じです。
本来なら父自身があとがきを書くはずでしたが、父に代わって僭越ながら、分かっている限り父の思いを反映させて私が解説を書かせて頂きました。出版に至った経緯、父の思いなどを書かせて頂きました。
日経新聞の「今昔まち話」(6月15日) [掲載記事・取材など]
日経新聞の「今昔まち話」(6月15日)
日本経済新聞の夕刊に”キーンさんが愛した和洋文化”として旧古河庭園が紹介されました。父は本当に旧古河庭園が好きでした。今も私は旧古河庭園の緑を見下ろしながら父の書斎で、ブログ書いています。ちょうどこれが父の目線でした。
草加市で追悼座談会など(東武よみうり新聞) [掲載記事・取材など]
草加市で追悼座談会など(東武よみうり新聞)
5月27日付けの東武よみうり新聞に、5月19日に草加市のアコスホールで行われた追悼座談会や、私が草加市のドナルド・キーン所縁の場所を訪ねたことなどが報じられました。
ちょうど一年前の父 [ドナルド・キーン]
ちょうど一年前の父
昨年の7月11日の父です。夕食は、サラダや好物の揚げ豆腐などでした。白ワインで楽しく乾杯しました。
食後は音楽や読書を楽しみました。音楽はボッケリーニでした。よく聴いていたとは言いませんが、時々聴いていて好きだったと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルイジ・ボッケリーニ