名古屋大学での講演のチラシ(2012年2月11日)2 [講演]
名古屋大学での講演のチラシ(2012年2月11日)2
講演会の夜は、大学関係者らとの夕食会があり、まれにみる楽しさだったと父は言っていました。
それはたぶん、総長の濱口先生は医学部の先生でしたが、文学のことで話が弾んだからだと思います。名古屋大学は理科系でも文学を重視していて大変良いことだとのこと。コロンビア大学も同様だと思います。
先斗町の名物女将の追悼文集(1982年)2 [ドナルド・キーン]
先斗町の名物女将の追悼文集(1982年)2
『がたがた言うな』の目次、そして父の追悼文「先斗町の昔話」です。
目次を見てもお分かりのように、相当な文化人が通っていたようですね。
谷崎潤一郎夫人の松子さんまで。
この中で私が実際に会って話したことのある人は、山川静夫、茂山千五郎、依田義賢の三氏だけです。
写真の文字が読みづらくてすみません。
先斗町の名物女将の追悼文集(1982年)1 [ドナルド・キーン]
先斗町の名物女将の追悼文集(1982年)1
或る生原稿が見つかりました。
京都時代にいきつけの先斗町のお店の、名物女将ますだの「おたかさん」の追悼文集『がたがた言うな』のために書いた追悼文でした。
「おたかさん」について父から聞いたことがなかったので、インターネットなどで調べた結果、直接ますだに電話しました。
三代目のご主人はとてもいいかたで、お忙しい中を丁寧に対応して下さいました。
そして「おたかさん」の追悼文集『がたがた言うな』を直ぐに送ってくださいました。
こういう本は、非売品ですし、古書市場にもあまり出ないものなので非常に貴重です。
勿論父もいただいたのでしょうが、どなたかに差し上げたか、またはコロンビア大学の図書館に寄付したでしょう。
先ずは、表紙、表題、清水寺の大西良慶さまの哀悼の詞、現在の店主で甥御さんの太田晴章さんの御礼のことば、奥付などです。
鳥獣戯画・内覧会 [イベント]
鳥獣戯画・内覧会
昨日5時から、上野の東博で「特別展 国宝 鳥獣戯画のすべて」を見てきました。
鳥獣戯画は、たぶん7年くらい前に京博で父と一緒に見て以来でした。
京博で見たときは、2時間待ちとかそんな感じで、たくさんの見学者でよく見れていませんでした。
しかし今回はゆったり、ゆっくり拝見できてすごくよかったです。
上野駅の公園改札がさまがわりしていて驚きました。
テレビ番組の案内ハガキ [ドナルド・キーン]
テレビ番組の案内ハガキ
これは2013年のお正月の番組の案内ハガキです。
アンコールスペシャルとあるのは、再放送ということのようですが、どんな番組だったか今思い出せません。
「日本人キーンドナルド 90歳を生きる」
という番組だったと思います。
着物姿ですが、父の着物は私が着付けました。
若いころは自分で着たそうですが、忘れたようです。
若いころ父に着付けを教えたのは、奥村綾子さんという下宿のおばさんでした。狂言を稽古するためにも着付けが必要だったのでしょうね。
ある方によると、父の京都弁は、奥村さんの京都弁にそっくりとのことでした。
上方文化を遊ぶ(大阪:2006年9月20日)3 [ドナルド・キーン]
上方文化を遊ぶ(大阪:2006年9月20日)3
この日本経済新聞の記事も、このチラシの企画に関係のあるもので、これらのものが一緒に保管してありました。
私自身も狂言の稽古を大蔵流でしていました。師匠は父と同じ千之丞さんでした。しかし父よりちょうど20年ほど後のことです。1972年から二年間でした。千之丞さんのお兄さん、つまりこの記事の千五郎さんのお父さんに当たる千五郎さんにも稽古をつけてもらいました。三味線とは関係はあまりありませんでしたが、面白かったですし、いろんな意味で勉強にもなったと思います。