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佐渡 山本家来訪人名録2 [ドナルド・キーン]

佐渡 山本家来訪人名録2

山本家来訪人名録シリーズの第二回目です。

亀井勝一郎とは父は対談したことがあり、暉峻康隆は、早稲田の国文学の先生でしたが、父は親しかったようです。

宮尾しげをは、なぜか私は若いころにお目にかかったことがありました。


井上靖は、父はお目にかかったことはありましたし、井上靖賞もいただいていました。

有田八郎は、佐渡出身の代議士で、外務大臣もつとめたと思いますが、三島由紀夫の『宴のあと』のモデルになり、プライバシーの侵害で訴訟に発展しましたが、それは日本では初めてのことでした。

その次は、丹羽文雄、河上徹太郎、吉田健一、源氏源太、それから俳人の木俣修、福田清人、中村草田男、それから小林秀雄でしょうか、今日出海、池島新平。父とも関係のある方が多そうです。


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佐渡 山本家来訪人名録1 [ドナルド・キーン]

佐渡 山本家来訪人名録1

佐渡市立中央図書館から拝借した、ドナルド・キーン関連資料の中に『佐渡 山本家来訪人名録』という書籍があり、これがまたなかなか面白いものでした。

山本家は佐渡の旧家のようです。

来訪された方々に、署名をしていただいていたようです。

昭和の初めころから始まっていますが、私の知っている名前を写真に撮ってみました。

吉井勇、小杉放菴、柳田国男、青野季吉、再訪の小杉放菴、会津八一です。

次回以降も人名シリーズを続けましょう。

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佐渡郷土文化 [ドナルド・キーン]

佐渡郷土文化

『佐渡郷土文化』は、郷土誌としてはかなりレベルの高い雑誌だと思います。

以下のYouTubeを見て頂けると、その歴史や背景などがよく分かります。


父の佐渡における足跡を調べる段階で行き当たり、北区立中央図書館を通じて、父について記載のある『佐渡郷土文化』を、佐渡市立中央図書館から取り寄せてもらいました。

私が知る限りにおいては父は、芸能調査などで四回は訪れています。

『佐渡郷土文化』には、そのうちの二回について記載があり、そのうちの一回はかなり詳しいものでした。

一番最初に行ったのは、1956年(昭和31年)8月で早稲田大学の鳥越文藏先生もご一緒でした。

『佐渡郷土文化』の表紙を飾った、「罪なくも流されたしや佐渡の月」の句は、その時に詠まれたものだそうです。

現在の編集者の山本修巳(よしみ)さんには、2007年くらいに佐渡でお目にかかったことがあります。

そのお父さんの、山本修之助さんが創刊されたようですが、父はおふたりとも存じ上げていました。

佐渡は芸能の宝庫ですから、父も大変楽しんだようです。

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「もうひとつの八月十五日と日本人」(産経新聞関西版;9月11日) [ドナルド・キーン]

「もうひとつの八月十五日と日本人」(産経新聞関西版;9月11日)

この記事は、先日ご紹介した松岡圭祐著『八月十五日に吹く風』に関連した記事です。

記事を書いて下さった荻原靖史さん、父の晩年、司馬遼太郎先生について取材した方でした。

今は、ビブリオエッセーを担当されているとのこと、お電話で親しくお話もさせていただきました。

そしてこのように記事に私のことも書いてくださいました。

今、『八月十五日に吹く風』を半分ほど読んだところですが、荻原さんが書いておられる通り面白いです。この先どう展開されるか、父がモデルという、ロナルド・キーンがどのように描かれているか興味津々です。


山田風太郎の『戦中派不戦日記』は、父が『日本人の戦争』(文春学藝ライブラリー、または新潮社の『ドナルド・キーン著作集』第五巻)に詳しく触れています。

浅田次郎著『終わらざる夏』は、これも是非読んでみたいと思います。


最後の方で荻原さんが書いてくださっているように、来年横浜の神奈川近代文学館と京都の京都文化博物館、それにここには書いてないですが軽井沢高原文庫の三か所で「生誕100年 ドナルド・キーン展」(仮称)が開催される予定です。

私事ながら、実は私はそれでかなり忙しくしています。

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ニューヨークのレストランにて(2019年11月21日) [ドナルド・キーン]

ニューヨークにて(2019年11月21日)

ちょっと唐突ですが、一昨年、まだコロナのコの字もなかった頃のことです。

コロンビア大学で父の偲ぶ会があったために、ニューヨークにしばらく滞在し、父の親友や教え子たちに毎日のように会っていました。

写真のスーザンと、父が好きだった66丁目のレストランに行ってランチをしました。

父の好きそうな料理屋やデザートで、父と一緒に食べている気分でした。

ニューヨークには、コロナで二年近く言っていませんが、懐かしいですね。

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連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:9月20日) [ドナルド・キーン]

連載”ドナルド・キーンが遺した「日本を寿ぐ」”(東京新聞:9月20日)

今日は、敬老の日ということもあり、こんなことを書いてみました。

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軽井沢通信17(2017年9月7日) [ドナルド・キーン]

軽井沢通信17(2017年9月7日)

最後の軽井沢滞在の時の、ベランダでの父です。

たぶんこの辺りの日々が、軽井沢の最後のだったはずです。

52年間、ほぼ毎年夏には一か月程度は滞在してと思われます。

9月にはいるとセーターを着ていても不思議ではありません。

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軽井沢通信16(9月7日) [ドナルド・キーン]

軽井沢通信16(9月7日)

父とよく行ったお店に、今回は三回ほど行きました。

父と軽井沢に滞在していた時は、だいたい週一回は行っていたと思います。

主に夕食に行きましたが、父のお気に入りのお店でした。

写真は父が大好きだった、ランチタイムの地鶏の親子丼です。

父の写真は、2017年9月8日です。

無心にわき目も振らずに食べている感じです。

この年が父にとって軽井沢最後の滞在になりました。

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松岡圭祐著『八月十五日に吹く風』2 [ドナルド・キーン]

松岡圭祐著『八月十五日に吹く風』2

是非読んでみたいと思い、この本を買いました。

でも今読んでいる本を読み終わってから読みますから、読み始めるのは一週間後か十日後になりそうです。

登場人物に、ロナルド・リーン(=ドナルド・キーン)もいるようですし、虚構もあるそうですが、楽しみに読んでみたいです。

2017年に講談社文庫のために書き下ろされた作品です。

2017年ですから父にも読んでもらって感想を聞いてみたかったです。

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松岡圭祐著『八月十五日に吹く風』1(産経新聞 8月13日) [ドナルド・キーン]

松岡圭祐著『八月十五日に吹く風』1(産経新聞 8月13日)

これは産経新聞の夕刊の第一面のコラム記事です。

ビブリオエッセーという、読者による書評欄だそうです。

関西方面だけの記事とのことです。

私の関西に住む知人が、この記事の切り抜きを送って下さいました。

私は、ドナルド・キーンが登場する長編小説が存在することをはじめて知りました。

実際には、小説においてはロナルド・リーンという名前になっているようです。

史実に沿っていますが、フィクションやデフォルメあったりするようです。

是非読んでみたいです。

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